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「7月16日は、日本の伝統調味料である和からしの魅力を見直す「からしの日」です。
この記事では、からしの日の由来、なぜ7月16日なのか?解説いたします!
和からしの特徴、マスタードとの違い、歴史、活用レシピもご紹介します。
からしの日(7月16日の記念日)とは?

「からしの日」は、語呂合わせで「7(ナ)・1(イ)・6(ロ)」=「ないろ(=辛い色)」にちなんで、全国芥子粉工業協同組合によって7月16日に制定されました。
和からしとは?基本と特徴
からしは納豆やとんかつなどにも添えられていたりして、一味加えるだけでおいしさが増しますよね。
からしはオリエンタルマスタードシード(からし菜の種子)からできています。
項目 | 内容 |
---|---|
原料 | オリエンタルマスタードシード(からし菜の種子) |
成分 | シニグリン(強い辛味成分) |
特徴 | 鼻にツンと抜ける辛さとすっきりした香り |
用途 | おでん、納豆、和え物、からし酢味噌など |
からしとマスタードの違いは?

からしとマスタードって同じじゃないの?と思っている方も多いかと思います。
実は微妙な違いがあり、味もマスタードの方は酢・砂糖などを加えてペーストにし、マイルドな味わいになっているんですよ。
原材料の違い
項目 | 和からし(からし) | マスタード(洋からし) |
---|---|---|
主な種子 | オリエンタルマスタードシード | イエロー/ブラウン/ブラック種子 |
辛味成分 | シニグリン | ミロシン酵素+調味料 |
製造方法の違い
- 和からし:粉末に水を加えて練り、反応によって辛味が立つ。
- マスタード:酢・砂糖などを加えてペーストにする。マイルドな味わい。
味・用途の違い
特徴 | 和からし | マスタード |
---|---|---|
味わい | 鋭い辛味・鼻に抜ける刺激 | 酸味と甘味のマイルドな味 |
主な料理 | おでん、納豆、和え物、焼売 | ホットドッグ、肉料理、サンドイッチ |
容器 | チューブ型が主流 | 瓶・ボトル型が多い |
代用は可能?
料理によって代用は可能ですが、風味が異なるため注意が必要です。
からしをマスタードに置き換えると酸味が増し、逆にマスタードをからしに置き換えると辛味が強くなるため、調味料でバランスをとるのがポイントです。
和からしの歴史と文化
- 奈良時代:正倉院文書に登場。薬草や漬物用として利用。
- 室町〜江戸時代:からし酢・からし味噌が登場。『料理物語』にも記載。
- 明治以降:からし粉が商品化され、全国で普及。
よくある質問(FAQ)
Q:和からしとマスタード、どっちが辛い?
A:和からしの方が圧倒的に辛く、鼻にツンとくる刺激があります。
Q:チューブからしと練りからしの違いは?
A:チューブは保存性を高めた加工品、練りからしは粉末からその都度練って作る本格派。
Q:冷やし中華やサンドイッチに使うなら?
A:冷やし中華には和からし、サンドイッチやホットドッグにはマスタードが向いています。
まとめ
2025年7月16日の「からしの日」は、日本の食文化に根ざした和からしの魅力を見直す良い機会です。
マスタードとの違いを知り、料理に合わせて上手に使い分けることで、日々の食卓がより豊かになりますね。
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