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オタク・腐女子用語としての「けしからん」という言葉の意味を正しくご存じでしょうか。
もちろん本来の「けしからん」の意味とは異なります。
今回はオタク用語としての「けしからん」について意味や使い方、褒め言葉なの?など詳しくご説明していきます。
「けしからん」の意味
オタク用語としての「けしからん」とは、表面上は叱るそぶりを見せていても、心の奥底にある本心では「もっと見たい」と思っている、という意味の言葉です。
「けしからん!もっとやれ!」という言葉が省略されたものであり、決して本気で怒って叱っているわけではないんですよ。
「けしからん」の使い方
アニメやゲームなどの作品に対して使われる事が多いです。
またどちらかというと通常の展開よりも性的な展開についてや、そういった展開になりそうなシーンにおいて使われることが多いんですよ。
SNSなどでセクシーな画像が貼られた際など、もっと見たいけど「もっと欲しい!」と書いてしまうと何かと問題がある。
そんな場合にスマートに「おかわり」を要求できる言葉として使われています。
「けしからん」は誉め言葉?
本来の「けしからん」は他人に対して叱る表現であり、決して良い意味ではありませんがオタク用語としての「けしからん」は誉め言葉となります。
「けしからん」と思ってしまうほど良い場面、シーンに出会えたという事なので、言葉通りに受け取らず「これは誉めているんだな」と考えるのが正しい理解の仕方となります。
「けしからん」の類義語
いいぞもっとやれ
「けしからん。もっとやれ」の類義語として挙げられるのが「いいぞもっとやれ」です。
少しだけ違うのが、「けしからん」は一応表面上は叱り否定する素振りを見せているのに対し、いいぞもっとやれは全力で「その先を見せてほしい」というニュアンスが含まれています。
うらやましけしからん
こちらも類義語として挙げられる言葉で「うらやましい」と「けしからん」という2つの言葉が組み合わされたものです。
作品のシチュエーションに対して使われるのはもちろんですが、現実の痴漢や教師によるわいせつ事件など、けしからんとは思いつつもどこかで「うらやましい」と思ってしまうような事例に使われます。
まとめ
オタクが使う「けしからん」は作品に対しての賛辞ともいえる言葉の1つです。
キャラクター同士がいちゃいちゃしているシーンでは「けしからん、もっとやれ」や「いいぞもっとやれ」という感想が多く見られるんですよ。
そういった作品を見ない人には怒っているのか要求しているのかわからない言葉ですよね。
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