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希ガスというネット用語をご存じでしょうか。
聞いたことはあるという方は多くても、その意味や使い方を正しく知っているという方は少ないと思います。
今回はそんな希ガスという言葉についてその意味とは、といった基本的な事はもちろん元ネタや例文まで詳しくご紹介!
希ガスの意味
「希ガス」とは、「~な気がする」という意味を持つネットスラングです。
気心知れた友人同士など仲間内で使われることが多く、とてもカジュアルなニュアンスを持つ言葉となっています。
希ガスの使い方
「希ガス」と単体で使われることは無く、その多くは自分はこう思うけど定かではない、という事柄を表現する際に文末につけて使われます。
言葉の持つカジュアルなニュアンスから目上の人に対してやビジネスシーンで使うのはNGとされていますのでご注意ください。
希ガスの例文
- これランクアップしたらもっと強くなる希ガス
- 可愛くて買ったけど、外で着るのは少し恥ずかしい希ガス
- 今ゲーム内でくだらないマウント取られた希ガス
- 推しにもらったサイン、貴重すぎてもう二度と触れられない希ガス
- 今日はこれからどんどん暑くなる希ガス
- この先もうセーブポイントが無い希ガス
希ガスの元ネタ
希ガスという言葉は、化学好きならご存じですが元素周期表第18族の元素です。
ただこの元素の希ガスとネットスラングとしての希ガスは全く関係がないんですよ。
ネット掲示板の投稿において、「気がする」と打ちたかったのに最後の「る」を入力せずに変換した結果、自動変換により「希ガス」となった事例がその語源なんだとか。
希ガスはなぜ広まった?
「~な気がする」「〇〇だと思う」という意味合いの言葉なので、どんな会話シーンでも使う事が出来る使い勝手の良さが広く普及したポイントの1つではないでしょうか。
また、「希ガス」という言葉を知らなくても前後の文脈からその意味を簡単に推測できるという点もあり、ネットに精通している人はもちろんネット初心者にも受け入れられたのではと考えられています。
希ガスはもう死語?
元々の発祥である5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)では使用する人が少なくなり、死語として認定されつつあります。
ですがツイッターやインスタグラムといったSNS上では若者言葉として使われています。
掲示板からSNSへと場所を移し、今もなお愛されている言葉なんですよ。
まとめ
ネットスラング、ネット用語として知られている「希ガス」。
元々は元素記号として存在していた言葉というのは驚きですね。
言葉ではなく文字で表現するネットスラングの1つで、幅広い使い方が出来る汎用性の高さが魅力です。
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