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「気後れして話せなかったよ」
「人前で話すのは気後れしてしまうなあ」
このように使う「気後れ」と言う言葉、聞いたことがある人が多いと思います。
「気後れ」は緊張したり遠慮したりするような場面でよく使われる言葉ですが、具体的にどのような使い方をすればいいのでしょうか。
仕事をしていく上でも何かと「気後れ」してしまう場面もあるかもしれません。
この機会に確認しておきましょう。
今回は、「気後れする」とは?「気後れ」の意味と使い方!【類義語・例文】についてご説明いたします!
「気後れ」の意味
「気後れ」は「何かしようとするとき、自信がなくて心がひるむこと」という意味です。
「きおくれ」と読みます。
「気」が「後れる」と書きますが、「後れる」は時間が「遅れる」とは違い、取り残されるといった意味になります。
内気な人によくあることですが、何か言ったりしたりしようとしたときに、相手の勢いや、その場の雰囲気などに押されてしまって思うように言動ができないということがありますね。
例えば人からよく見られたいという気持ちがあると、失敗したらどうしようとか、反論されたらどうしようなどと考えてしまいがちです。
そういうときに、自信がなくなってしまってすぐに思ったことを行動に移せなくなってしまうようなことを「気後れ」というのです。
「気後れする」とは?
「気後れ」は「気後れする」という形で使うことがほとんどです。
「気後れする」というのは自信がなく、決心がつかずになかなか物事を行うことができない様子をいう言葉です。
怖気付いておどおどした様子になるということですね。
人前で何かするのに緊張してしまうとき、新しいことを始めるとき、初対面の人に話すときなど、日常生活や仕事をしていく上でも色々な「気後れする」場面があるでしょう。
「気後れ」の使い方
「気後れ」を使った例文で使い方を確認しておきましょう。
たいていの場合、「気後れして○○できなかった」、あるいは「気後れせずに○○できた」という文脈で使われることが多いでしょう。
【例文】
- 彼は初めての大会場の雰囲気に気後れした。
- 大勢の人に囲まれ、気後れしてしまってうまく話せなかった。
- 先輩たちとは年齢差があったが、気後れすることなく仲良くなれた。
- Tシャツ姿では高級店に入るのに気後れしてしまう。
- 高級レストランでも気後れすることなく注文をすることができた。
「気後れ」の類義語
「気後れ」の類義語、「気後れする」の言い換え表現には次のようなものがあります。
- 畏縮(恐れて縮こまること)
- 逡巡(決心がつかずためらうこと)
- 臆する(気後れしておどおどする。おじける)
- 怯む(気力が抜けて、恐れ縮む)
- 怖気付く(怖がって怯む、怯える)
- 及び腰になる(自信がなさそうな様子、遠慮したり恐れたりしている態度)
- 尻込みする(おじけてあとじさりすること。気後れしてためらうこと)
「気後れ」の対義語
「気後れ」には決まった対義語はありません。
気後れしないと言うことを言うなら
- 臆せず(物事に対して恐れることなく)
- 臆することなく(物事に対して恐れることなく)
- 怯むことなく(物事に対して恐れることなく)
- 自信がある(自分の価値や能力を信じている)
- 堂々とする(外見や物腰にどっしりした立派さを感じさせるさま)
- 度胸がある(物事に動じない心を持っている)
- 即断する(その場ですぐ決断する)
など、びくびくせずどっしりしたさまや、迷ったりためらったりしないさまを表す表現が色々とありますね。
まとめ
「気後れ」は自信がなくて心がひるんでしまうことを表す言葉でした。
「気後れ」そのものは仕事をしていく上でもいいものではありませんが、「気後れ」してしまうような場でどのように振る舞うかといったことを考えることは大切でしょう。
人からの評価ばかり気にしていたのでは何かと「気後れ」してしまいますよね。
ぜひ「気後れ」せず色々なことに挑戦していきたいものですね。
最後までお読みくださりありがとうございました!