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「キリ番」というネット用語をご存じでしょうか?
「懐かしい!」と悶えている人も多いかと思うのですが、今回は改めて「キリ番」という言葉について詳しくご説明していきます。
今回は「キリ番」の意味や使い方から、もう死語なのか。「キリ番を踏む」とはどういう事なのかまで掘り下げていきますよ。
「キリ番」の意味
「キリ番」とは「キリの良い番号」という意味の言葉です。
100、1000といったぴったりの数字はもちろん、111や222などのぞろ目もキリ番として採用されているんですよ。
キリ番の使い方
キリ番は主に個人作成のホームページにおいて使われていました。
ホームページのトップに設置される「アクセスカウンター」の数字を指して使われる言葉なんですよ。
誰でも自分が苦労して作ったサイトにたくさんの人が来てくれれば嬉しく思いますよね。
それを端的に表してくれるのが設置した「アクセスカウンター」で、当初は「ぞろ目のみ」をキリ番としてお祝いしていました。
個人ホームページの増加に伴い、語呂合わせなどたくさんの「キリ番」が誕生したんですよ。
キリ番はもう死語?
個人ホームページからブログ、さらにはX(Twitter)などのSNSへと人々のコミュニケーションの場が移動したことによりアクセスカウンターを利用する場も減りました。
その事から「キリ番」という言葉も死語となってしまったというのが現状です。
若い世代の中には「キリ番」という言葉の存在自体を知らないという人も増えているんですよ。
「キリ番を踏む」とは?
自分が個人ホームページに訪れた際、アクセスカウンターがキリ番を示している事を「キリ番を踏む」と言います。
キリ番を踏んだ場合はBBS(そのホームページにおける交流掲示板)への書き込みをお願いします!など独自のルールが設定されている事が多いんですよ。
訪問者がキリ番を踏むのはとても喜ばしい事ですが、時折ホームページの制作者自身がキリ番を踏んでしまうという悲しい事例も度々見受けられました。
ミラ番って何?
ミラ番とは「ミラーになっている数字」を指す言葉です。
1221、12321など左右どちらから呼んでも同じ数字、真ん中で鏡に映したように反転している数字をミラ番と言うんですよ。
キリ番と同様に扱われることもありますが、多くのサイトでミラ番とキリ番を区別してお祝いされていました。
まとめ
個人ホームページが全盛だった時代のネットユーザーは「キリ番」という言葉に懐かしさと気恥ずかしさを抱いたのではないでしょうか。
インターネット老人会などでもネタとなっている言葉なんですよ。