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豆知識

夜に口笛を吹くとダメな理由は?蛇が出る・幽霊が出る?

夜に口笛を吹くとダメな理由は?蛇が出る・幽霊が出る?

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「夜に口笛を吹くとダメ」と小さい頃言われた記憶があるという方は多いのではないでしょうか。

なぜダメなのかという理由は伝わっている地域やご家庭によって様々で統一されていないのがこの迷信の特徴の1つでもあります。

今回は「夜に口笛を吹く」とダメな理由をご説明するのと同時に「蛇が出る」「幽霊が出る」といった説についても詳しくご紹介していきます。

夜に口笛を吹くとダメな理由は?

夜に口笛を吹くとダメな理由は、多くの場合「蛇が出るから」だと言われています。

これはインドで有名な大道芸の蛇使いが蛇を操る際に笛を使用している事に由来しているとされており、笛が口笛へと変化して伝わったんですね。

また現実的な理由としては、「夜に口笛を吹くと近所迷惑になる」というものがあります。

夜の静けさの中では小さな口笛も大きく響いてしまい、窓を開けている夏場などは耳障りになってしまう可能性も大きいので「しつけ」の一環でそう子供たちに言い聞かせていたとされています。

夜に口笛を吹くと蛇が出る・幽霊が出る?

一般的に伝わっているのは「蛇が出る」というものですが、これはインドの蛇使いが笛を使った巧みに蛇を操る事に由来していると考えられています。

また蛇に次いで多いのが「幽霊が出る」というもので、これは口笛が神事の際に使われる笛・琴などと似たような音を出すことから連想されています。

神聖な存在を呼び寄せる力があるとされている笛や琴に似た音を出すことにより、「夜の闇の中を闊歩する幽霊や鬼・妖怪といった悪い存在を呼び寄せる合図となってしまうから」と考えられていたとされているんですよ。

夜に口笛を吹くことについての他の言い伝え

泥棒・人さらいが来る

古来、泥棒が入る家を決める際やさらうターゲットを見つけた時などに口笛を吹いて合図をしていた、口笛でやり取りをしていたという説から「泥棒が来る」「人さらいが来て連れていかれる」という説です。

口笛でやり取りなんて出来ないと思ってしまいがちですよね。

しかし現在のようにスマートフォンなど便利な通信手段も無かった時代、さりげなくバレずに交信する手段としてはぴったりのものが口笛だったのかもしれませんね。

ミミズが口をなめに来る

想像しただけで背筋がゾーっとしてしまいますが、夜に口笛を吹くと吹いた人の口をミミズがなめに来るという説もあります。

その発祥は定かではありませんが、蛇とミミズの姿形が似ている事からあまり蛇を見かけない地域で蛇の代わりとして使われたという説が有力視されています。

まとめ

幽霊が来る、蛇が出るなどの説についてはもちろんはっきりとした証拠はなく、あくまでも迷信の1つです。

ですが口笛の音は自分が思っているより響く高音となっており、夜ともなると意外と遠くまで聞こえているものです。

近所迷惑という観点から考えても「夜に口笛を吹く」のはNGと言えるのではないでしょうか。

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