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算数の基礎として誰しもが習った経験のある九九。
そんな九九に「九九の日」という記念日があることをご存じでしょうか?
今回は九九の日について、九九の日はいつ?何をする日?など基本的なことから詳しくご説明いたします。
九九の日はいつ?
毎年9月9日が九九の日として制定されています。
これはもちろん9(く)9(く)の語呂合わせとなっておりとても覚えやすいですよね。
九九の日の由来
石川県小松市の「西満憲」という人物によって制定された記念日です。
日本記念日協会にも認定、登録されています。
九九の日の意味
使っていないようで知らず知らずの内に日常生活でも使っている掛け算。
算数の基礎でもある掛け算を見直すことで、算数の基礎と基本を学びなおし、掛け算を習っていた頃のような初心に戻って全ての物事に取り組んでほしいという願いで制定されました。
九九の歴史
九九は紀元前770年から紀元前403年の時代の古代中国で発祥しました。
日本に九九が伝わったのは奈良時代よりも前だとされており、万葉集にも九九の記述があるんですよ。
また現在「九九」と言えば掛け算ですが、足し算九九や引き算九九などもあるというから驚きですね。
九九発祥当初は「九九、八十一」と大きな数字から唱えていましたが、13世紀ごろから現在の様に小さな数から唱えるようになったという歴史も。
九九の日のイベント
現在は大きなイベントは予定されていないようですが、2015年9月10日には「九九の日大会」が開催されています。
京都府八幡市内の小学校3年生から6年生までの代表者が集まり、百マス計算のタイムを競うというイベントだったんですよ。
海外にも九九はある?
ヨーロッパの九九
イギリスでは掛け算をMultiplication(マルティプリケーション)といい、九九の事をTimes tables(タイムズ・テーブルズ)と呼びます。
日本の九九が九の段で終わりなのに対しイギリスの九九は12の段まで覚えるんですよ。
時計やカレンダーなど生活に根付いている12まで身につけるという生活の知恵の一つともいえるのではないでしょうか。
そんなに覚えられるの?と心配になるかもしれませんが、日本で九九を覚えるスピードよりもゆっくりと覚えていくので安心です。
インドの九九
インドではなんと20×20まで九九を暗記するのが一般的だとされています。
そこまで暗記をすることが出来れば日常生活で使う2桁×2桁の計算もスムーズになるという理由からだそう。
なんと地域によっては99の段まで覚えるところもあるんだとか。
そこまで覚えることが出来たらまさに計算・暗算マスターですね。