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どこか不良なイメージもある「マブダチ」という言葉についてご説明していきます。
ドラマなどでも使われており、耳にしたことはあってもその意味を正しく知らないという人は案外多いのではないでしょうか。
今回はそんな「マブダチ」について意味や使い方などの基本的な事から「マブ」って何?親友との違いは?などの疑問についても解説していきます。
「マブダチ」の意味
「マブダチ」とは、「本当の友達、親友」という意味の言葉です。
「本当」や「真実」という意味を持つ「まぶ」という言葉と、「友達」の「だち」が組み合わされて出来た言葉なんですよ。
元々はお祭りの的屋さんなどが使っていた隠語を当時の不良少年・少女達が使い始めたことで広く一般に知られていった言葉です。
「マブダチ」の使い方
自分が心から信頼している友達を指して「マブダチ」という言葉が使われます。
相手を指すだけではなく、自分と友達の関係性を表現する言葉としても使われています。
「マブダチ」の例文
- 推しがマブダチ同士でイチャイチャしてるの眼福すぎる。
- マブダチからイラストリクエストきたのでUPしとくー。
- 今回の表紙イラストはマブダチにお願いして描いてもらいました!
「マブダチ」の「マブ」とは?
江戸時代から、盗賊や役者、職人など様々な界隈において隠語として使われていたのが「マブ」です。
「本当の」「本物の」「真実の」という意味を持つ言葉で、やがてお祭りの的屋さんが使うようになりました。
当時の不良少年・少女達が使うようになったことで広く知られるようになったと言われています。
「マブダチ」が流行したのはいつ頃?
「マブダチ」という言葉が広く世間に知られるようになったのは1970年代の後半からと言われています。
横浜銀蝿ファミリーでもある杉本哲太さんがリリースした「マブダチ」というCDシングル、聖闘士星矢の作者である車田正美さんが発売した「真友仁義(マブダチじんぎ)」というコミックなどがきっかけなんですよ。
また2004年には氣志團が「マブダチ」という曲名のウエディングソングをリリースしこちらも話題となった事で幅広い世代に「マブダチ」という言葉が知られるようになりました。
「マブダチ」と「親友」の違いはある?
「マブダチ」と「親友」という2つの言葉には、大きな違いは無いと言われています。
どちらも「本当の友達」という意味を持っています。
ただ少しだけ異なるのはそのニュアンスなのではないでしょうか。
親友と言うよりもマブダチと言う方が、相手との距離感が近くより強い信頼感や親しみを感じることが出来ます。
ですが基本的には同じ意味の言葉なので、どちらを使っても間違いという事はありません。
まとめ
人間関係が希薄になりがちな現代ではマブダチを1人見つけるのもとても難しいと言われています。
もしも今マブダチと呼べる人が居るのなら、何よりも大切にしておくことをおすすめします。