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「オバタリアン」の意味とは?語源や特徴は?いつ流行った?

「オバタリアン」の意味とは?語源や特徴は?いつ流行った?

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かつて使われていた「オバタリアン」という言葉をご存じでしょうか。

「オバタリアン」はもう今では使われなくなった言葉なので、知らないという若い世代も増えてきているかと思います。

今回はそんな「オバタリアン」について意味や語源、特徴など基本的な事から、いつ流行ったのかという事まで詳しくご説明していきます。

「オバタリアン」の意味

「オバタリアン」とは、厚かましく図々しい言動をする中年の女性を指す言葉です。

オバタリアンという言葉は死語となり現在では使われていませんが、オバタリアンと呼ばれていた言動をする中年女性が居なくなったわけではありません。

あなたの周りにも「無神経」「恥ずかしいという気持ちが無い」という人は居ませんか?

この言葉が今もまだ使われていたら「オバタリアン」と呼ばれていた存在なのかもしれません。

「オバタリアン」の語源・いつ流行ったか?

「オバタリアン」という言葉が流行したのは1980年代です。

1988年から1998年にかけて連載された堀田かつひこさんの「オバタリアン」という漫画がその語源です。

この漫画に出てくるような厚顔無恥な中年女性の事を指す言葉として使われ始めたんですよ。

また「オバタリアン」という言葉自体は1986年に公開された「バタリアン」というホラー映画から来ているとされています。

大群を意味する「バタリアン」という言葉と「おばさん」を掛け合わせて作られたんだとか。

「オバタリアン」の特徴

1、人の迷惑は考えない

自分がこの行動をすると誰か困る人が居るのではないか。

オバタリアンはそんなことは一切考えません。

何か話したいと思ったら、話します。

「今は邪魔になるかな」「嫌な気持ちにならないかな」と人の気持ちを考える前に話し出してしまうのがオバタリアンの特徴です。

2、余計なお世話ばかり

オバタリアンの特徴として「面倒見が良い」というのがありますが、面倒見が良すぎて頼んでもいない事をどんどんやってくるという特徴もあります。

プライベートな事に口出しをしてくる、人前でデリケートな話題を口にするなど、本人は全て「良かれ」と思ってやっている行動が大きなお世話となっている場合が多いんですよ。

3、何よりも自分が最優先

電車で空いた席に真っ先に向かう、レジ待ちの列に割り込むなどの自分最優先の行動もオバタリアンの特徴です。

自分さえよければ良いという考え方が根底にあるので、注意したとしても逆切れされてしまいます。

社会に存在するあらゆるルールを無視し、自分が一番となるよう行動するのがオバタリアンなんですよ。

まとめ

決して自分はなりたくない「おばさん」の姿が「オバタリアン」ですね。

漫画の中ではコミカルにその姿が描かれていましたが、現実でそのような行動を取ってしまうと周囲から非難されてしまう事間違いなしとなります。

もしも思い当たる節があるという方は一度行動を見直してみるのもいいかもしれません。

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