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海外赴任中に上司からのパワハラで適応障害になったわたしの体験談

海外赴任中に上司からのパワハラで適応障害になったわたしの体験談

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北海道出身、30代女性です。

日系のIT企業に勤めて9年が経ち、過去にシンガポールでの海外赴任3年の経験があります。

元々英語など得意ではなかったですが、自己成長のため、これからの将来海外で仕事をする経験も大切だろうと思い、駐在を希望していました。

シンガポールに赴任中での大変さんや、上司から受けたパワハラの体験談をお話ししたいと思います。

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憧れていた海外駐在

私は日本でとある日系のIT企業で働いており、シンガポールにでの海外赴任をずっと希望していました。

入社5年後、その願いが叶い現地で駐在員として働くことになりました。

当時は新しい環境での仕事に興奮していましたし、異文化に触れることができることも楽しみにしていました。

シンガポール駐在の厳しかった現実

しかし、実際に現地に行ってみると、思っていたよりも厳しい環境での仕事が待っていました。

英語をある程度勉強してから渡航しましたが、やはり現地の社員とのコミュニケーションを取るには難しいところが多く、業務内容の理解に苦労し、失敗が多く続出していました。

また、日本人のように時間厳守で動かない現地スタッフの文化に関しても、馴染めずにいました。

このような中、上司からのパワハラが始まりました。

上司からのパワハラ、そして崩れていく体調

パワハラは、まずは業務の内容について執拗に嫌味を言われることから始まりました。

確かに、自分の言語や経験不足の問題もありますが、少しのミスを犯しただけでも、みんなの前で叱責されるようになりました。

次第に、仕事の失敗に対する叱責が、自分のパーソナリティも含めた罵倒に変わり、私生活にまで干渉されるような発言があったりもしました。

最初は、まだまだ職歴も浅く、自分の経験が足りないことは自覚していたので、上司に従うことが自分の成長につながると信じて、我慢して従っていました。

ですが、徐々に精神的に追い詰められていく自分に気づくようになりました。

平日だけでなく、休日にまで、上司に叱責や罵倒されている感覚になり、心が不安定になるようになりました。

ある日、上司による罵倒が度重なり、耐えかねて日系の病院に向かいました。

診察を受けた結果、パワハラによるストレスが原因で、適応障害の症状がで始めていると診断されました。

医師からは、仕事を辞めることを勧められ、心底悩みました。

しかしせっかく夢であった海外駐在を実現できたことだし、自分自身のキャリアや自己成長のためにも、踏ん張って働き続けることを決意しました。

パワハラのその後

それ以降も上司からのパワハラは続きました。

しかし、私自身の体調の変化を感知した別の社員の方が声をかけてくれ、自分の悩みを全て吐露できるタイミングがありました。

その後、その社員の方のアドバイスを元に、本社の人事部にパワハラについて相談をすることができ、結果的にその上司は厳重注意を受け、その日以降に、パワハラがほとんどなくなりました。

パワハラがなくなった後も、同じ職場で働き続けることは何となく気分が悪かったですが、自分も仕事に慣れ始め、どんどんと駐在員として、現地の生活に馴染みはじめました。

また、あるタイミングでその上司は帰国してしまったため、そのあとは完全にストレスがなく、現地スタッフや他の駐在の方たちと業務に取り組むことができました。

今でもその経験を思い出すと、心が傷つくことがあります。

しかし、その経験が自分のキャリアにおいて、自分の会社でも、他の会社でも、パワハラを受けた人たちに会った際に、自分の体験を持って励ませることに繋がっており、それによっても自分自身を奮い立たせることができています。

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