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「ラストエリクサー症候群」の意味と使い方とは?元ネタは?|例文

「ラストエリクサー症候群」の意味と使い方とは?元ネタは?|例文

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ゲーム用語として使われている「ラストエリクサー症候群」という言葉をご存じでしょうか。

言葉だけ見るととても大変な病気のように感じられますが、一体本当の意味はどういったものなのでしょうか。

今回は「ラストエリクサー症候群」について意味や使い方はもちろん、その元ネタや例文についても詳しくご説明していきます。

「ラストエリクサー症候群」の意味

「ラストエリクサー症候群」とは、ゲーム内でとても貴重なアイテムを手に入れた際に使う事が出来ず、そのままゲームをクリアしてしまうプレイスタイルという意味の言葉です。

全員を全回復するアイテムや1度だけやり直しができるアイテムなどゲームによって「貴重」「レア」とされるアイテムは様々ですが「もったいない」「ラスボスに使おう」と考えているうちにクリアしてしまうスタイルの俗語なんですよ。

「ラストエリクサー症候群」の使い方

一般的にはゲーム内アイテムを使えないというシーンで使われることが多いですが、昨今では現実世界でもラストエリクサー症候群を発症する方が増えています。

目的があって貯金したお金をその目的のために使おうとすると「どうももったいない」「まだ貯めれる」と思ってしまったり、登山などの際に「まだ体力も気力もあるから栄養補給はしない」などです。

「ラストエリクサー症候群」の例文

  • 5年前に詫び石で貰った石が残ってるのは完全にラストエリクサー症候群ですね。
  • え、私ラストエリクサー症候群だから結局使わずに残っちゃうんだけど皆は使うの?
  • このレアチケ使うくらいならリアルマネー突っ込む方がいいと考えるのはラストエリクサー症候群だわ。
  • 事故っちゃったけどラストエリクサー症候群が発症して保険使うのもったいないと思ったから自費で直した。

「ラストエリクサー症候群」の元ネタは?

「ラストエリクサー」という言葉は大人気RPGゲーム「ファイナルファンタジー」に登場するアイテム「ラストエリクサー」が元ネタです。

回復アイテムとして「エリクサー」は初期から登場しますが「ラストエリクサー」はストーリー後半に手に入る完全回復アイテムです。

あまり数を入手できるような代物ではないため、通常の戦闘において使う人はほとんどいないとされています。

まとめ

「もったいない」「まだ使う場面がこの後あるかもしれない」と思う心がもうすでにラストエリクサー症候群なんですね。

あまり過度になってしまうと人間関係や今後のライフスタイルなどに影響が出てくる可能性もあります。

予防を張るのは大切ですが「明日死ぬかもしれない」とちょっと極端な事を考えて行動するとラストエリクサー症候群を治せるかもしれません。

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