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ネット掲示板において多く使われている「ROMる」というネットスラングをご存じでしょうか。
なんとなくしか知らないんだよね、という方も実は多い「ROMる」について意味や使い方といった基本的な事からご紹介いたします。
その語源や「半年ROMれ」という言葉の意味まで詳しくご説明していきます。
「ROMる」の意味
「ROMる」とは「掲示板やSNSにおいて書き込みをせず見て楽しんでいる事」を指す言葉です。
ROMには「読む専門」という意味があり、「する」を省略した「る」が付けられることで「ROMる」となり、「閲覧のみを専門とする」という意味になるんですよ。
「ROMる」の使い方
「ROMる」リアルコミュニケーションの中で使われることは少なく、主にSNSやインターネット掲示板の文中で使われます。
語尾の変化により「ROMれ」「ROMってる」など様々な活用形がありますが基本的な意味は同じ言葉です。
この言葉が出来た当初はネット掲示板で使われるのが主流でしたが、ネットコミュニケーションの場が掲示板からSNSへと変化しつつあり、現在はSNSでも多く使われているんですよ。
またツイキャスやYouTubeの生配信でコメントをせずその配信内容を見て楽しむという行為は「ROMる」ではなく「潜る」と別の表現が使われることが多いんですよ。
ROMるの語源
ROMるの語源となったのは「read only memory」というコンピューター用語です。
CD-ROMやDVD=ROMといった言葉は聞いたことがあるかと思いますが、これらは「読み出し専用ディスク」という意味があり、閲覧のみで見る側が書き込むことは一切出来ないディスクなんです。
このROMという言葉が持つ「読み出し専用」という意味を取り、「書き込みはせず見ているだけ」というROMるが誕生したんですよ。
また一説には和製英語で「読むだけの人」という意味の「read only member」の頭文字を取ったものであるという説も。
「半年ROMれ」とは
ネット掲示板に書き込んだ際「半年ROMれ」と言われることがたまにあります。
これは「掲示板内の空気を読み、そのしらけた発言をやめろ」という意味を持つネットスラングです。
「半年」と言われていますが必ずしも半年である必要はありません。
スレッド内の空気感を把握してから発言出来るようになったなら半年を待たずに書き込んでもOKです。
ROMるの元ネタ
ROMるがいつから使われ始めたのか、はっきりとしたことは判明していません。
ただ「半年ROMれ」という言葉が1990年代後半から使われ始めていたようなので、それ以前からネットスラングとして掲示板内に存在していたものと思われます。
まとめ
ROMるのは個人の自由ですが、ROMれと言われてしまったら自分の発言がその場に合っていないという事なので発言を見直す必要があります。
なんでもありのネット掲示板だからこそ、その場の空気やノリを大切にしている事が多いんですよ。