「老婆心ながら」の意味と使い方!目上の人にはNG?言い換えは?

「老婆心ながら…」などと先輩や上司からアドバイスや注意を受けたことはありませんか?

一度は聞いた事のある言葉ですよね。

でも、「老婆の心」っていったいどんな意味なのでしょうか?

また、自分が使う側になる場合、目上の人に使う事は可能なのでしょうか?

気になりますよね。

という事で、今回は「老婆心ながら」の意味と使い方!目上の人にはNG?言い換えについてご説明致します!

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「老婆心ながら」の意味と使い方

「老婆心」は、「ろうばしん」と読み、文字通り「年老いた女性の心」という意味です。

では、「老婆心ながら」とは具体的にどんな意味なのでしょうか?

おばあさんが、 心配心から自分の子どもや孫に色々と口を出す事ってありますよね。

そういう場合、「親にとっては子どもがいくつになっても子どもなんだ」と言ったりもしますよね。

純粋に心配する気持ちで口を出してくれるのは良いのですが、時にそれがおせっかいになってしまう場合もあります。

そのような必要以上の世話焼きをしたり、度を越してあれこれと気を使う事を「老婆心」と言います。

また、必要以上に世話を焼こうとする自分の気持ちを、へりくだって言う言葉でもあります。

それでは「老婆心ながら」とは、一般的にはどういう場面で使われるでしょうか?

たとえば、会社の先輩が後輩に対してちょっと余計かな?と思われる忠告やアドバイスをする際、「老婆心ながら言わせてもらうけれど…」と言ったりします。

「老婆心ながら」を付けると、「おせっかいとは分かっているのだけど…」と謙遜する意味が含まれてきます。

「老婆の心」なので、女性しか使わないかと思いがちですが、基本的には男女問わず使用可能な言葉です。

でも「老爺心」という言葉が無くて、「老婆心」という言葉しか無いというのも不思議ですね。

【例文】

  1. 老婆心ながら、夕方までにお願いした資料は進んでいるよね?
  2. 老婆心ながら忠告させてもらうと、今のやり方では絶対上手くいかないと思うよ。
  3. 老婆心ながら、若い二人の行く末を案じている。
  4. 老婆心ながら言わせてもらうけれど、挨拶もできない人は社会人として信用されないよ。
  5. インタビューの仕方としては、もう少し内容を整理した方が良いと老婆心ながら思いました。

【類語】

  • おせっかいながら
  • 念のため
  • 蛇足ですが
  • 余計なお世話だと思うが

目上の人にはNG?言い換えるなら?

「老婆心ながら」は、誰かにアドバイスする際に使える言葉だという事が分かりました。

しかし、「老婆心ながら」という言葉を目上の人にも使って良いのでしょうか?

結論から言うと、目上の人に対しては使えません。

何故かといえば、「老婆心ながら」と言う側は、忠告される側よりも年上で、経験が豊富である事が前提になるからです。

そう考えると、当然目上の人には使えませんよね。

先輩から後輩に、上司から部下に使う場合は問題ありません。

それでは、目上の人に対して何か進言したい場合、何と言えば良いのでしょうか?

「老婆心」を言い換える場合、「僭越(せんえつ)ながら」が良いでしょう。

「僭越ながら」は、謙遜、恐縮しながら目上の人に意見を述べる際に使う言葉です。

他にも、

  • お言葉ですが
  • 恐れながら
  • 失礼ですが
  • 出過ぎた事を申すようですが
  • 失礼を承知の上で申し上げますが

などの言い方があります。

しかし、意見を述べた後、場の雰囲気が悪くなってしまった場合などは、どうすれば良いでしょうか?

そういう時は、「出過ぎた真似を致しまして」「出過ぎた事を申しまして」などと、和らげる言葉を忘れずに言いましょう。

目上の人に意見をするのは、緊張しますね。

場合にもよりますが、失礼のないように気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたか?

「老婆心ながら」は、後輩や部下が出来たら一度は使ってみたい言葉ですね。

でもあまり使いすぎると嫌がられてしまうかもしれませんね…。

また、目上の人に対しては「僭越ながら」などの言葉を使ってみましょう。

宜しければ参考にしてみてください。

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