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宅建は建設業や不動産業の人は独学で取った!という人も少なくないと思います。
大手建設業の戸建て住宅部門に勤めていた時に、その会社の方針として営業職に就く正社員は全員宅建を取得することがKPIに組み込まれていて、毎年必ず全員が宅建を受験をすることが義務づけられていました。
当時私は派遣社員だった為、会社で開かれる宅建取得のための勉強会や模試に参加するということはありませんでしたが、同じ職場の仲間が毎年苦戦している姿をみて「私も独学でやってみようかな」という気持ちになりました。
私がどのように働きながら独学で宅建を取得したか、勉強のコツやおすすめのテキストをご紹介したいと思います。
宅建おすすめのテキストは?
受験をしてみようかなと思ったのが5月のGW明け頃でしたが、
独学で勉強をしていくにあたり「時間とコストをできるだけ抑えて効率よく最短で資格取得しよう」と自分の中で方針を決めました。
宅建についてはそういう資格があることは知っていたものの、肝心な中身については全然知らなかったため、本屋さんに行ったり、ネットで色んな人の体験談を調べたりもしました。
本屋さんに行って色んな問題集を手に取ってパラパラと見たときに、初心者の私が見て「これならわかりやすいかも」と感じたのが「らくらく宅建塾」というテキストでした。
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そのテキストだけでも、シリーズで色々なものがありましたが、
実際の試験の出題範囲にあたる過去問の問題集1⃣~3⃣だけを繰り返し何度も解くことで、問題の形式に完全に慣れ、無事に合格することができました。
テキストに関しては本当にいろいろな種類のものが数多くあります。
勉強を始めてからも本屋さんにちょくちょく立ち寄ってはその都度
「今持っているのが解き終わったらこれも買って解いてみようかな」
なんていうふうに考えたりもしましたが、実際に購入したのは「らくらく宅建塾」とその過去問の1から3までの計4冊でした。
それは、受験までの残り日数があまりなかったため、それ以外に広げられなかったということになりますが、
結果的に「コレと決めて絞ったものを繰り返し解いて、出題形式を完全にインプットする」ということになり、それが功を奏したのではないかと思います。
なんだかんだで実際に、勉強をやり始めたのは6月に入ってからとなってしまいましたが、
最初の頃はテキストを読んで「面白い」と感じたため、わりと入っていきやすかったので、自分に合ったテキストを買うということも重要なことなんだなと後々思いました。
独学を習慣化するコツは?
勉強を始めてからは、仕事のある日は仕事から帰ってきて、寝る前に必ずテキストを読み、問題を解くことにしました。
時間は特に「〇時間やる」というふうに決めてはいませんでしたが、
とにかくどんな日も「毎日やる」ということと、「読むだけにしないで、必ず問題も解く」ということだけは自分の中でルール化して取り組むようにしました。
仕事上がりに会社の飲み会があったり、友達とご飯を食べに行って帰宅が遅くなる日もたまにありましたが、
そういう日も例外なく、とにかく毎日テキストを読み、該当の部分の過去問を必ず解くということを徹底していました。
そういうふうに自分の中での取り決めもシンプルにしていたので、達成もしやすかったです。
「勉強デー」を作ろう!
また、当時は火曜日と水曜日が休日だった為、火曜日は図書館に丸一日こもって、問題集を進められるところまで進めるという「勉強デー」にして、水曜日は好きなことをして過ごし、寝る前に必ず解くことにしていました。
試験の日まではその繰り返しでしたが、
それが自分には合っていて、そういうふうに自分の生活が受験を決める前の生活とは変わってメリハリができたことを楽しみながら取り組めたと思います。
また、その方法で過去問を3周以上繰り返すことができ、実際の試験の時に、設問の冒頭の部分まで読んだあたりで解答に予測が立てられる状態になっていました。
まとめ
私の場合は、宅建を取得したことによって収入が大幅に上がった等の個人的なメリットは特にありませんでしたし、今では宅建を持っていてもその知識や資格を使うことがない仕事をしていますが、
それでも宅建を受けてみようと決めて、勉強に取り組む生活そのものを楽しむことができ、資格も取れて自信にもつながったので受けてみて良かったと思っています。
初心者でも比較的取り組みやすい資格だと思いますので、おすすめです。