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「精鋭」の意味と使い方!「精鋭部隊」「少数精鋭」とは?|類義語・対義語

「精鋭」の意味と使い方!「精鋭部隊」「少数精鋭」とは?|類義語・対義語

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「精鋭を集めたチーム」

「少数精鋭主義」

このような「精鋭」という言葉、ビジネスシーンでもよく使われています。

ニュースや小説、また日常のいろいろな場面で使われることもあります。

この「精鋭」とは一体どういう人やもの、ことを表すのでしょうか。

詳しく調べてみました。

今回は、「精鋭」の意味と使い方!「精鋭部隊」「少数精鋭」とは?|類義語・対義語についてご説明いたします!

「精鋭」の意味

「精鋭」は「強くて勢いのいいこと」「選り抜きのすぐれた人・兵士」という意味です。

「せいえい」と読みます。

「精」はいろいろな意味がありますが、「混じりけがない。よりぬき。最もよいもの」といった意味があります。

「鋭」は「するどい」「つよい。勢いがある」「すばやい」などの意味を持っており、ここは「勢いがある」といった意味になります。

「精鋭」は、才能が特にすぐれていること、よりぬかれてすぐれているということを表します。

「精鋭」の使い方

精鋭の男性

「精鋭」は、特に優れた人や兵士のことを言います。

才能があってよりぬかれたという意味なので、いい意味の言葉です。

「精鋭を集める」「精鋭ぞろい」「精鋭部隊」「少数精鋭」などの使い方をします。

軍隊や会社など、集団の中で選ばれた優れた能力を持つ人たちという意味で使います。

兵士という意味で使うのは、戦争や軍事に関するニュース。戦争ものの映画など限られた場面でしょう。

一般的には会社の中の「精鋭」といった風に、その集団の中の選り抜きの人という意味になります。

「精鋭部隊」「少数精鋭」とは?

「精鋭部隊」「少数精鋭」は、もともとはどちらも選び抜かれた優秀な兵士のことです。

軍隊に関する用語で、戦争に勝つための方法ということですね。

そこから転じて、今ではビジネスシーンなど広い場面で使われるようになっている言葉です。

「精鋭部隊」とは

「精鋭部隊」は、「すぐれた兵士を集めた部隊」のことです。

能力や実績が優れている兵士を集めて、一つの部隊を作るわけです。

もちろん戦争や軍事に関するニュース、映画などではこうした使われ方をしていますが、一般的には「集団の中で、特に優れた人を集めたグループ」という意味で広く使われます。

例えば営業部の成績トップクラスの社員や、他社の営業で高い実績を持つ人を引き抜いてきたりして、営業の「精鋭部隊」を作る、という風にも用いられます。

「少数精鋭」とは

「少数精鋭」は、「選び抜かれた少数の優秀な兵士」「人数は少ないが優れたものだけをそろえていること」という意味です。

もともとは、優れていて、少人数選ばれた兵士たちのことを「少数精鋭」と言っていました。

ですが、今ではそこから転じて、広く「優秀でえりぬきの人材」という意味でいろいろな場面で使われます。

こちらも例えば「うちの営業部は少数精鋭だ」などとして、特に優れた人材が少数集まっているということを表すのに用いられます。

「精鋭」の例文

  1. このチームは我が社の精鋭揃いだ。
  2. 優秀な人材を引き抜いて営業の精鋭部隊を作る。
  3. 我が社は少数精鋭主義だ。
  4. 日本代表チームのメンバーは各クラブチームからの選りすぐりの精鋭ばかりだ。
  5. ロボットコンテスト全国大会に各地の精鋭チームが集結した。

「精鋭」の類義語

「精鋭」の類義語には次のようなものがあります。

  • 俊秀(能力・才知がすぐれていること)
  • 俊英(才能のすぐれていること)
  • 英俊(才知のすぐれていること)
  • エリート(社会や集団の中で優秀とされる人)
  • 猛者(勇敢な人。能力がすぐれ精力的に活動する人)
  • 強者(強い者。他にまさる力や権力をもつ者)
  • 強豪(勢いが盛んで強く手強いこと)

「精鋭」の対義語

「精鋭」の対義語には次のようなものがあります。

  • 大軍(人数の多い軍隊)
  • 烏合の衆(ただ集まっているだけの集団)
  • 雑魚(あまり大した人物でない人)

まとめ

「精鋭」は「強くて勢いのいいこと」「選り抜きのすぐれた人・兵士」という意味です。

軍隊の中で、特に優秀な兵士を集めた部隊という意味で「精鋭部隊」とか「少数精鋭」といった使い方をします。

それが転じて、広く一般に「優秀な人を集めたグループ」「選り抜きの人材」といった意味で使われています。

ビジネスシーンでもよく使われている言葉ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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