言葉の意味と使い方

「精彩を欠く」「精彩を放つ」とは?「精彩」の意味と使い方!【類義語・対義語】

「精彩を欠く」「精彩を放つ」とは?「精彩」の意味と使い方!【類義語・対義語】

「彼の活躍は精彩を放っている」

この「精彩」と言う言葉はビジネスシーンでときおり見聞きするような言葉です。

「○○選手のプレーは精彩を欠いていた」

このように、スポーツの結果を報じるニュース記事などでもよく見聞きします。

前後の文脈からなんとなくわかるような言葉ではありますが、「精彩」とは正確にはどういうことを表しているのか、気になりますね。

今回は、「精彩を欠く」「精彩を放つ」とは?「精彩」の意味と使い方!【類義語・対義語】についてご説明いたします!

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「精彩」の意味

「精彩」は「美しい彩り」「いきいきと元気な様子」という意味です。

「せいさい」と読みます。

最初の意味では、色合いが美しかったり、鮮やかな艶があったりすることを表し、「精彩に富んだ色調」などと使います。

一般的に「精彩を欠く」とか「精彩を放つ」というのは2番目の意味ですね。

いきいきとした感じや、活気がある様子を「精彩」と言います。

「生彩」と書くこともあります。

「精彩」の使い方

「精彩」は色や艶が美しいという意味と、活気にあふれる様子という意味で使います。

最初の意味では「精彩に富む」、2番目の意味では「精彩を欠く」「精彩に欠ける」「精彩を放つ」などの形で使うことが多いです。

「精彩」という言葉自体は美しかったりいきいきしていたりという意味なので、いい意味の言葉です。

【例文】

  1. 精彩に富んだ色合いの風景画が展示されている。
  2. 日照りが続き、美しかった森の風景もどんどん精彩を失っていった。
  3. 彼女の活躍ぶりはひときわ精彩を放っている。
  4. 最近の彼は精彩に欠ける様子だ。

「精彩を欠く」「精彩を放つ」とは?

「精彩」は「精彩を欠く」「精彩を放つ」という形で使われることがよくあります。

同じ「精彩」を使った言い回しなので似ていますが、意味は反対になりますので、気をつけましょう。

それぞれの意味を確認しておきましょう。

「精彩を欠く」とは?

「精彩を欠く」とは「いきいきとした様子がない。活気にあふれていない」という意味です。

「精彩に欠ける」と言うこともあります。

調子が悪そうだとか、ぱっとしないとかいう意味の言葉で、ビジネスシーンでも広く使われる、悪い意味の言葉です。

日常でよく見聞きするのは、スポーツ関係のニュースや記事でしょう。

野球やサッカー、相撲など、スポーツの結果がイマイチだった時や、ある選手の活躍が目立たなかった、調子が悪かったと言う時によく使われます。

【例文】

  1. 大関○○は初日から4連敗と精彩を欠く。
  2. 精彩を欠くプレー。
  3. 彼の発表は最初から最後までまるで精彩を欠いていた。
  4. 彼女は最近仕事で精彩を欠いている。

「精彩を放つ」とは?

「精彩を放つ」は「いきいきとしていて目立つ。際立ってすぐれているところを見せる」という意味です。

「放つ」(はなつ)というのは、「鳥を籠から放つ」というように、「動物などを自由にしてやる」という意味もありますが、「激しく出す」という意味もあります。

「精彩を放つ」は精彩をとても出すということですね。

いきいきした感じがあふれている、はなばなしい活躍をしてきわだつと言う、いい意味の言葉です。

こちらもビジネスシーンやスポーツニュースなどでよく見聞きする表現ですね。

【例文】

  1. 彼の活躍はひときわ精彩を放っている。
  2. 精彩を放つプレー。
  3. 彼女の試合での戦いぶりは精彩を放っていた。

「精彩」の類義語

「精彩」の類義語には次のようなものがあります。

「美しい彩り」の意味では

  • 色彩
  • 光彩
  • 色つや
  • 彩り

「いきいきと元気な様子」の意味では

  • 活気(いきいきとした精気)
  • 生気(いきいきとした気力)
  • 気力(物事を成し遂げようとする精神の力。また、元気)
  • 元気(心身の活動の源となる力)
  • 活力(活動の元になる力)
  • バイタリティー(いきいきとした生命力)

いずれもいきいきとした様子、力を表す言葉ですね。

「精彩」の対義語

「精彩」の対義語は特にありません。

「精彩を放つ」「精彩に富む」と言った言い回しで「精彩がある」ことを表します。

そして「精彩を欠く」「精彩を失う」などの否定の形で「精彩がない」ことを表しますので、こうした言い方をうまく使って反対の意味を表すことになるでしょう。

まとめ

「精彩を欠く」「精彩を放つ」は、それぞれ一言で言うと「いきいきしていない」「いきいきしている」ということでしょう。

成績が悪かったり、調子が悪かったりといったパッとしないときは「精彩を欠く」状態です。

逆に調子が良くていい成績を出せたときは「精彩を放っ」ています。

仕事をしていく上で、よく使う機会のある言葉ですのでしっかり覚えて使いこなしていきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
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三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。