言葉の意味と使い方

「新人類世代」の意味や由来とは?バブル世代とかぶる?特徴は?

「新人類世代」の意味や由来とは?バブル世代とかぶる?特徴は?

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世代をジャンルごとに分けた中の1つが「新人類世代」です。

聞いたことが無いという人ももしかしたら多いのではないでしょうか。

今回はそんな「新人類世代」について意味や由来などの基本的な事から説明していきます。

バブル世代とかぶってるの?「新人類世代」の特徴は?などの疑問にもお答えしていきます。

「新人類世代」の意味

「新人類世代」とは、1955年から1967年にかけて生まれた世代を指す言葉です。

それまでのものとは異なる価値観や感性を持った人という意味であり、一般的だった価値観を壊す新しい人類だという意味で使われている言葉です。

「新人類世代」は何年生まれ?何歳くらい?

「新人類世代」と呼ばれるのは1955年から1967年ごろにかけて生まれた人達を指します。

年齢で言えば59歳から68歳ごろの人達で定年間近のシニア世代とも言えますね。

「新人類世代」の由来

この世代が「新人類」と呼ばれるようになったのは、経済学者である栗本慎一郎さんが1980年代に作った造語がその由来です。

新人類世代よりも前の常識を軽々と打ち砕くような考え方を持った人を総称する言葉として使われていましたが、この新しい考え方を持っている人達は1950年代から1960年代の生まれが多かったことから世代の中の1つのジャンルとして使われるようになりました。

「新人類世代」は「バブル世代」とかぶる?

新人類世代と呼ばれる人達がバリバリと働いていたのはまさに「バブル時代」の真っただ中。

日本経済が右肩上がりに成長していくのと同時に収入も増え、海外旅行などが盛んに楽しまれていた時代です。

時代的にはかぶっていると考えられますね。

そんなバブル世代の中でも、常識を打ち破るような考え方を持つ人を「新人類世代」と呼んでいたのではないでしょうか。

「新人類世代」の特徴は?

ガンガン消費する

新人類時代は働いて稼いだお金で旅行や買い物などを躊躇なく楽しんでいた世代。

2023年の現代でも自分のやりたいことや楽しそうだと思えることに対しては惜しみなく消費をする傾向にあるようです。

個性を大切にする

組織の一員として認識されるのを嫌い、個人の価値観を尊重するのも新人類世代の特徴と言えます。

「自分は自分」「他人は他人」という考え方が強く明確になっており、会社の中でも「上司は絶対」という考え方を持っていないため「何を考えているのかわからない」と思われてしまいがちでした。

友達のような親子が多い

既に自分の家庭を持っている人も多い世代ですが、厳格な親子関係というよりも「何でも話す事が出来る」ほど友達のような関係性の親子が多い傾向にあります。

男女雇用機会均等法の施行により、働くお母さんも増えていた時代であり、子どもの価値観も大切にして一緒に人生を楽しんでいこうと考える人が多いんですよ。

まとめ

実は「オタク」も新人類世代に生まれたものだと言われています。

他人の意見に左右されず自分の好きな物を好きなだけ追求し、尊重する姿勢が「オタク」と呼ばれるようになったんだとか。

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