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言葉の意味と使い方

「総括」の意味と役職やビジネスでの使い方!「統括」との違いは?|類義語・対義語・例文

「総括」の意味と役職やビジネスでの使い方!「統括」との違いは?|類義語・対義語・例文

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「総括」はビジネスシーンでよく使われる言葉です。

「意見を総括する」

「総括部長」

このように用いられる「総括」ですが、具体的にどのようなことを指すのでしょうか。

似た言葉「統括」との違いも併せて調べてみました。

今回は、「総括」の意味と役職やビジネスでの使い方!「統括」との違いは? についてご説明いたします!

「総括」の意味

「総括」は「個々のものを一つにまとめること。まとめて締めくくること」という意味です。

「そうかつ」と読みます。

「総」は「まとめる」「すべる」などの意味があります。

「括」は「まとめる。しめくくる」といった意味があります。

「総括」は物事を一つにまとめ、しめくくるという意味の言葉です。

「総括」のビジネスでの使い方

「総括」は物事の全体を取りまとめてしめくくるという意味で使います。

意見をまとめる、活動内容をまとめる、会議をまとめるなどのときによく使われます。

使う場面はさまざまですが、特にビジネスシーンでよく用いられる言葉です。

  • 会議ででた意見をまとめる
  • これまでの業績をまとめる
  • セミナーなどで最後のまとめをする

こうしたときに「総括する」「総括をお願いします」などと使います。

  • 総括する
  • 総括的(物事をひとまとめに扱うさま)
  • 総括○○(総括報告書、総括レポート、総括管理、総括部など)

などの使い方をします。

ビジネスシーンで色々な使い方をする「総括」ですが、どの場合も「まとめる」という意味であることを念頭におくと理解しやすいでしょう。

「統括」との違いは?

「総括」に似ていて混同しがちなのが「統括」です。

  • 「総括」は「まとめて締めくくること」
  • 「統括」は「統率すること」

簡単にすると、このような違いがあると言えます。

「総括」は全体をまとめてしめくくる、まとめをするという意味です。

一方の「統括」は、上の立場の人が下の立場の人たちをまとめるというやや支配的な意味で使うことが多いです。

ビジネスでは、例えば「総括部」とか「総括部長」などと部署や役職名に「総括」を使うこともありますが、「統括部」「統括部長」などと「統括」を使うこともあります。

言葉の意味としては、上下関係なくまとめるという意味では「総括」、上のものが下のものをまとめるという意味では「統括」を使うということになります。

しかし、大半の会社では、こうした部署・役職名の「総括」「統括」は厳密に使い分けられているわけではなく、慣習でつけられているようです。

「総括」の例文

  1. たくさん出された意見を総括する。
  2. 今日の試合内容を総括する。
  3. それでは、今日のセミナーの総括をお願いします。
  4. 監督が今シーズンの総括会見を行った。
  5. 総括的評価は学習目標がどのぐらい達成されたかを把握するために行われるものである。
  6. 彼はこの会社の営業総括部長である。

「総括」の類義語

「総括」の類義語には次のようなものがあります。

  • 要約(論旨・要点を短くまとめて表すこと)
  • 整理(乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること)
  • 概括(内容のあらましをまとめること)
  • 包括(ひっくるめて一つにまとめること)
  • まとめる(ばらばらのものを集めてひとかたまりのものにすること)

「総括」の対義語

「総括」の対義語には次のようなものがあります。

  • 個別(一つ一つ別々にすること)
  • 分析(物事を細分化し要素に分けて明らかにすること)
  • 小括(全体のうち、ある部分についてとりまとめること)

まとめ

「総括」は「個々のものを一つにまとめること。まとめて締めくくること」という意味です。

ビジネスにおいては、意見をまとめる、業績をまとめる、内容をまとめるといった意味でよく用いられています。

役職名や部署名としても「総括部」などと用いられています。

「統括」も「個々のものをまとめる」という意味では同じですが、上のものが下のものをまとめるという上下関係のある意味で使われることが多い点が違いです。

役職名や部署名には「総括」も「統括」も使われることがあり、会社によって色々です。

ビジネスシーンでは身近な言葉なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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