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二十四節気の17番目は「霜降」です。
今回は霜降の意味と共に、2025年はいつなのか、旬の食べ物や行事までを一挙にご紹介させていただきます。
「霜降」の次は>>立冬の意味とは?2025年はいつ?立冬の特徴と冬至との違いや食べ物・行事
霜降の意味とは
「霜降」とは「朝晩の気温が下がって霜が降りる頃」という意味を持つ二十四節気の言葉です。
読み方は「そうこう」です。
2025年の霜降は、10月23日(木)です。
二十四節気とは、太陽の位置から割り出されており、1年間を24等分した季節の指標です。
霜降は17番目の季節となりますので、次の18番目の「立冬」が来るまでの15日間が2025年の霜降の期間となるのです。
2025年の霜降の期間は10月23日〜11月6日ということになります。
霜降の由来は、今までは朝晩に気温が下がってもまだ露の状態であったものが、とうとう霜となって草花に降りるほど冷え込んでいる様子から名付けられたとされています。
木々は紅く染まり、太陽が出ている時間は短くなっていきます。
朝晩の冷え込みは厳しく、昼間も風を冷たく感じ、家々では冬支度を始める頃でしょう。
霜降は「とうとう秋はもう終わりです」と知らせてくれる季節なのですね。
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立冬の意味とは?2025年はいつ?立冬の特徴と冬至との違いや食べ物・行事
霜降の食べ物(霜降に旬を迎える食べ物など)
霜降の頃に美味しい旬の食べ物は、以下になります。
- 秋鮭
- 鯖
- さんま
- きのこ類
- 銀杏
- りんご
- さつまいも
霜降の時期にご賞味いただきたい食べ物は、秋鮭です。
一口に鮭とは言っても「秋鮭」は特別なのです。
なぜなら秋鮭とは、この時期の東北地方や北海道で秋になって産卵のために故郷の川に戻ってきた白鮭のことを指している、いわば限定の鮭だからです。
この秋鮭は栄養を卵に送らなければならないことから、脂っぽくなくて、味もしつこくありません。
身は引き締まっており、さっぱりとした味わいを楽しむことができるでしょう。
同じく旬のきのこ類や銀杏と一緒にホイル焼きにすれば、栄養を余すことなく摂取できるのでおすすめです。
果物では、りんごが美味しくなる時期ですので、デザートや贈答用に人気が出ます。
シャリシャリとした食感のりんごは、サラダに入れても美味しくいただけますよ。
秋の土用
夏の土用 丑の日はうなぎで有名ですが、秋の土用は青いもの、そして辰の日に「た」のつく食べ物を食べると良いとされています。
2025年の秋の土用の期間は、10月20日~11月6日です。
辰の日は10月26日です。
食べると良いとされる青いものとは、青魚のことです。
青魚では「鯖」や「さんま」がちょうど美味しい季節なのでおすすめです。
また、「た」のつくものとは「タコ」や「玉ねぎ」「大根」などのことです。
季節の移り変わりに備えて疲労回復効果のあるタコや、消化に良い玉ねぎと大根で体を労ろうという昔の人の知恵だと考えられますね。
霜降の行事
十三夜
「十三夜」は。十五夜の次に美しい月を見ることができる日とされています。
2025年の十三夜は、11月2日(日)です。
十五夜は中国から伝わった文化なのですが、十三夜は日本の文化です。
どのように過ごすのかというと、秋分の時の十五夜と同様に
- お月見団子
- 芋や栗などの収穫物
- すすき
などをお供えします。
秋の七草
春の七草とは違って鑑賞することがメインの「秋の七草」もお飾りすることがあります。
秋の七草には魔除けの力があるとされているそうです。
- はぎ (萩)
- おばな (尾花)
- ききょう (桔梗)
- おみなえし(女郎花)
- くず (葛)
- なでしこ (撫子)
- ふじばかま(藤袴)
文化の日
毎年11月3日は文化の日という祝日です。
1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日ということで制定されました。
ちなみに日本国憲法は、平和と文化に重きを置いている憲法という背景があります。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という趣旨を持っているこの「文化の日」には、実は様々なイベントがあります。
例えば、美術館や博物館の入場料が無料や割引になっていたり、文化の日にちなんでイベントが開催されているところがたくさんあります。
また、市町村が文化祭を行なっていたり、大学などで学祭なども盛んに行われます。
お近くの催し物を調べて足を運ぶと、楽しいイベントが待ち構えているかもしれませんね。
まとめ
霜降とは、「朝晩の気温が下がって霜が降りる頃」という意味を持つ二十四節気 17番目の季節です。
今までは夜露や朝露もまだ凍っていませんでしたが、とうとうその露も霜となるほど冷え込みが本番となり、秋は終わろうとしていることをあらわしているのです。
気温はどんどん下がって寒くなってきますので、早めの冬支度を始めておくと安心ですね。
次はいよいよ「立冬」となります。
霜降は秋の最後ですから、秋鮭やりんご等美味しい秋の味覚に舌鼓を打ち、十三夜や文化の日という秋のイベントもぜひ満喫しておきましょう。