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「スジ鉄」の意味とは?「スジ屋」「スジ交換」についても解説

「スジ鉄」の意味とは?「スジ屋」「スジ交換」についても解説

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鉄道オタクの1つのジャンルとして存在している「スジ鉄」。

あまり聞きなれない言葉なので、何を愛好しているのか全くわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな「スジ鉄」の意味についてご説明するとともに、「スジ屋」「スジ交換といったワードについても解説していきます。

「スジ鉄」の意味

wikipedia参照

「スジ鉄」とは、広く定義すると時刻表鉄も含めた鉄道オタクを指す言葉です。

ですが、スジ鉄は列車の発車時刻が書かれた時刻表だけではなく、実際に鉄道の運行管理に使われている「ダイヤグラム」と呼ばれる図が大好きな人を指しています。

このダイヤグラムは列車の運行予定が線や記号でシンプルに記載されたもので、ルールやパターンがしっかりと決められています。

このダイヤグラムを完全に理解するのはもちろん、そこから楽しみを見出すためにはかなり高度な知識が必要とされています。

「スジ屋」とは

「スジ屋」とは、現実にあるお店を指す言葉ではありません。

各エリアを走っている列車の「運行図」を専門に作成する「輸送課」に所属する、ダイヤ図作成の専門家を指す言葉です。

スジ屋はエリア管内を走る全ての列車の運行図を作成し、その動きを秒単位で管理するのが仕事です。

もしも遅延発生頻度が高い列車があればその現場に出向き原因究明に当たることもあるといいます。

原因が判明次第、ダイヤを作成しなおすなどスムーズな列車運行を一手に担っている専門家を「スジ屋」と呼んでいるんですね。

「スジ交換」とは

「スジ交換」とは、スジ鉄同士で「スジを交換」する行為を指す言葉です。

臨時列車や試運転の列車、工臨列車など限定的に作られたスジの情報を所持しているスジ鉄同士がそのスジを交換し合うのが「スジ交換」です。

交換されるのは一般的な時刻表には掲載されないような運行情報であり、レアなものとなっています。

X(Twitter)などのSNSで多く呼びかけられていますので、自分が持っていないスジが欲しいという方は一度検索してみてはいかがでしょうか。

まとめ

乗り鉄や撮り鉄よりも高度な知識を必要とするのがスジ鉄なんですね。

時刻表1冊でどこまでも自分の世界を広げることが出来ますが、中には自分で架空の街を作り、その街を走る列車のスジまで作ってしまう上級者もいます。

架空鉄と呼ばれるジャンルにもなりますが、スジ鉄の1つの楽しみ方としても知られているんですよ。

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