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「しゃっくりが100回出ると死ぬ」という話を聞いたことはありますか?
都市伝説として広まっている話ですがその説は本当なのでしょうか。
今回は「しゃっくりが100回」出ることについての迷信の由来や元ネタまで詳しくご説明していきます。
「しゃっくりが100回出ると死ぬ」とは
子供の頃から「しゃっくりが100回出ると死ぬ」と信じ込んでいる人も多いのではないでしょうか。
都市伝説としてまことしやかに囁かれている説の1つで、100回しゃっくりが出てしまう前になんとかして止めようと奮闘した経験がある人も居るかと思います。
「しゃっくりが100回出ると死ぬ」のは本当?
結論から言うと「嘘」「迷信」です。
医学的や科学的な根拠は全くありません。
アメリカにはなんと68年間しゃっくりが出続け、ギネスブックに登録されている人も存在します。
その人は1分間に20回から40回ものしゃっくりをしていたそうで、1分間に20回と仮定してもたったの5分間で100回に到達してしまいます。
もちろんこのギネスブックに登録されている方はしゃっくりが原因で亡くなってはいません。
しゃっくりが止まってから1年後に病気が原因で亡くなったと言われているので、「100回しゃっくりが出ても死ぬことは無い」と言えますね。
「しゃっくりが100回出ると死ぬ」の迷信の由来は?
「しゃっくりが100回出ると死ぬ」という迷信は日本に古くから根付いていました。
その由来となる元ネタは昔の人の暮らしぶりにあったとされています。
現在のように何か不調を感じても簡単に病院に行けるような環境ではなく、自分が何の病気にかかっているのかわからないまま亡くなる方も多い時代でした。
そんな暮らしの中で「しゃっくりがたくさん出た後」に亡くなった人が居て、死因もはっきりとは特定されず「しゃっくりが出続けたから死んでしまった」という考えに繋がったとされています。
100という数字は正しく「100回」というわけではなく、数えきれないほどたくさんという意味で使われているとも言われているんですよ。
まとめ
地域によっては100万回したら死んでしまうと言われているしゃっくり。
単なるしゃっくりならもちろん問題はありませんが、胃潰瘍や腎臓障害、神経の病気などのサインとなっているのは事実なので、しゃっくりだけではなく他の不調も重なって起きている場合などは一度病院で調べてもらうといいかもしれません。
またしゃっくりに効く漢方なども存在しますので、もしもしゃっくりが続いて困っているという方は一度試してみてはいかがでしょうか。