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中国上海での海外赴任トラブル体験談!家族帯同するなら治安を必ず確認するべし!

中国上海での海外赴任トラブル体験談!家族帯同するなら赴任先の治安を必ず確認するべし!

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私は都内在住の中小企業会社員男性30代です。

妻と2人で生活する既婚者です。

昨年日本に帰国しましたが、それまで仕事の関係で中国の上海に駐在員として滞在し、約5年間ほど、現地の企業に出向された職員として勤務をした経験があります。

その上で上海への海外赴任を通じて色々考えたことやトラブルなど経験したことをここで紹介できれば、と思います。

特に私の場合は結婚していたため妻を帯同させたわけですが、自身の経験を踏まえて「海外赴任は単身と家族帯同どちらがいいか? 」ということと「赴任中におきたトラブル」などを話したいと思います。

上海の文化と日本の違いやリスクについて

日本と中国というのは文化的な面や考え方的なところで大きな違いがあるし、生活するに当たって様々な変化というのは日本に居たときと比べてありました。

日本と中国と言うと、飛行機で発った3時間30分程度でアクセスできるほど距離は近いものの、実際には日本に比べると「リスク」と感じるところがいくつもありました。

そういった日本と違い中国は交通環境や伝染病など「生活における危険度が日本に比べて遙かに高い」ということから会社に交渉し、駐在員としての手当の他にその危険度に対する補助としての生活補助費を出してもらいました。

だからと言って生活水準があがったわけでもないし、物価が近年で急激に高騰している上海での生活となると家賃は日本より高いし、

食費も日本とほぼ同じぐらいはかかることから「駐在員は豊かな生活ができる」というのは所属する企業の規模や派遣される国の水準によると思いました。

ただ、自身の生活水準がどうこうというのは置いておいて、ある程度の補助を出してもらったり、福利厚生の部分で会社側にそれなりに融通を利かせてもらえると言うことは「現地での結果を出さなければならない」ということが着いてくると思います。

私が最初は反対した妻を説得し、帯同させた理由というのもそこにあるわけですが、それは「仕事での結果を出すための自身のモチベーション維持」のためというものでした。

家族と離れて日本より危険度が高い国で仕事をしていける気持ちが私には無かったからです。

だからこそ、「心の支え」のような存在として妻が必要だったからです。

帯同ビザで入国した妻は現地で働くこともできず、語学学校に通いながら家事などをこなしましたが、そんな支えるべき存在が常に一緒にいるからこそ仕事により集中が出来、結果を出していくことができました。

家族帯同するかは赴任先の治安を必ず確認すること!

ただ、その「仕事をして結果を出していく」と言うことの基盤にもある「生活」ですが、現地で生活をしていく上で失敗もやトラブルもたくさんありました。

例えば、私場合は簡単な挨拶しか言葉が話せなかったこともあり、タクシーに乗ったときには遠回りされたり、買い物の時には値段以上のお金をだまし取られたり、繁華街を歩いているときにスリにあったこともありました。

仕事が遅くなり、帰り道を急いでいると複数人の現地人に無理矢理襲われ、財布や時計などを盗られてしまった経験があります。

警察側に被害届を出そうとしてもしっかり対応して貰えず、結局日本でかけてきた駐在員向けの保険に頼らざるを得なかったような「異文化で異国の地だからこそのトラブル」に幾度となく出くわしました。

妻と一緒に居たときにそういった「危険な時」に出くわしたこともあり、妻が泣いて怖がるほどの思いをさせてしまったことがあります。

派遣が決まったあのとき、私は派遣された上海の治安や現状を知らずに安易な気持ちで妻を帯同させることを決めていました。

しかし、事前に上海の治安や現状を知っていれば「自分の仕事のモチベーション維持のため」という理由だけで妻を帯同させることを決めず、安全面も考えて単身赴任ということも考えていたかもしれません。

なので、これから駐在員として海外派遣される方には

「派遣される国の文化や治安などの現状」をしっかり学んだ上で、あらゆるトラブルなどの懸念をしっかりし、それが完全に払拭されたり解決される方法を見付けた上で家族の帯同を検討すべきです。

私の場合は妻と2人でしたが、子供がいる人にとっては尚その点は大事になってくると思います。

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