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毎年爆買いなどのニュースが報じられ、ご存じの方も多い「春節」。
その由来や意味などしっかりと把握しているという方は意外と少ないのではないでしょうか。
今回はそんな春節について由来や意味といった基本的な事からしっかりとご説明いたします。
目次
春節とはいつ?2025年は?
中国の旧暦に基づいた連休となるため、毎年日付が異なります。
2025年は1月29日の水曜日が春節となります。
それにともなった春節(旧正月)の連休は1月28日(火)~2月4日(火)で8連休となります。
「春節」の由来や意味
古代中国「商」の時代、年末年始には神・祖先を祭り豊作を祈願したことに由来しているとされています。
1949年に新中国成立においてグレゴリオ暦の採用が決められ、新暦の1月1日を元旦とすること、旧暦の正月初一の日を春節とすることが決められました。
「春節」の意味は、人々と国全体の団らん、発達を象徴するもので、新しい1年を祝う事で、その1年に対する希望も込められているんですよ。
春節の祝い方
赤い灯篭や縁起物を飾る
春節を象徴する色である赤色の灯篭などであらゆる場所を飾り付けします。
その年の干支にまつわる飾り物も一緒に飾られるんですよ。
爆竹、花火の打ち上げ
日本では大晦日に除夜の鐘を聞きながら新年を迎えますが、中国では12時に爆竹が鳴らされます。
これは魔除けの意味が込められており、爆竹や花火で賑やかに新年を祝うのが習慣とされています。
お年玉をあげる/もらう
日本同様、目上の人が目下の人や子供に渡します。
日本では様々なデザインのポチ袋に入れて渡しますが中国では赤い紙に包んで渡すことから「紅包」とも呼ばれているんですよ。
春節では何を食べる?
日本の大晦日にあたる「除夕」は家族団らんで過ごすのが一般的とされています。
その除夕に食されるのが「団欒飯」と呼ばれる料理の数々。
この団欒飯は中国で1年で一番大切な食事だとされているんですよ。
日本のおせちの各料理にそれぞれ意味があるように団欒飯にもちゃんと意味があります。
魚は「毎年いい収穫があるように」、餃子や春巻きは「富」、おもちは「収入、身分が上がりますように」との意味と願いが込められているんですよ。
春節にやってはいけないこと
根拠はありませんが言い伝えにより「春節にはしてはいけないこと」が存在します。
髪を洗う、掃除をする
せっかく訪れた幸運を洗い流す、失くしてしまうということで、春節当日には洗髪をしたり部屋の掃除をすることは「よくないこと」とされています。
事故を起こす
1年中、事故は起こしたくないですが特に春節に事故を起こしてしまうと全ての悪い兆候となると言われています。
春節の中国旅行は出来る?
様々な旅行会社が春節期間の旅行ツアーを計画しています。
連休で中国の人々は帰省するため、観光地での混雑はあまり感じる事は無いと思いますが、その一方大変混雑となるのが空港や駅、ホテルです。
大規模なデパートなども休業となってしまいますので、念のためお金の用意は多めにしておくのがおすすめです。
またホテルがすぐ満室となってしまいますので希望のホテルがある場合は早めの計画・予約がおすすめです。