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対応してもらった時のお礼メールの書き方は?|依頼・丁寧な対応・特別な対応・電話対応

対応してもらった時のお礼メールの書き方は?|依頼・丁寧な対応・特別な対応・電話対応

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ビジネスシーンはもちろん、どのような場面でも、何かをしてもらったときに相手に感謝を伝えることは大切ですね。

特にビジネスでは、相手の対応に対してのお礼をメールで伝えるということもよくあります。

今回は、対応してもらった時のお礼メールの書き方は?|依頼・丁寧な対応・特別な対応・電話対応についてご説明いたします!

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対応してもらったときのお礼メールの書き方・ポイントは?

ビジネスでは、相手に感謝を伝える場面はたくさんあります。

もちろん何かしてもらったときにはその場で、対面でお礼を言うのが一番かもしれません。

しかし、メールでお礼を伝える必要があることも多いものです。

相手が何かに対応してくれたことに対してお礼のメールをする際に気をつけたい点は次のようなことです。

1、タイミング

お礼メールはなるべく早く送ります。

例えば午前中の出来事に関するお礼であれば、その日のうちに送るとか、夕方や夜のことであれば翌日の午前に送るなど、日が空いてしまわないうちに送るようにしましょう。

目上の人に対してなど、じっくり文章を考えたいから……と時間がかかってしまいがちなものですが、何日も間が空いてしまうのはよくありません。

2、件名

お礼メールは、わかりやすい件名にしましょう。

「昨日の○○の御礼 株式会社●● △△」など、一目で誰から、何の用なのかがわかるようにします。

仕事のメールをたくさん受け取る人や忙しくてなかなかメールを読む暇がない人などは件名で優先度を判断するためです。

「ありがとうございました」とか「お世話になりました」など、それだけ見ても何のことかわからないものはNGです。

具体的な内容

「○○の件にご対応いただき」「昨日は急なお願いにも快くご対応いただき」など、

何の件についてお礼を言っているのか明示しましょう。

「先日はありがとうございました」などでは漠然としているので、相手によっては「何のことだったかな?」とわかってもらえないかもしれません。

これも、忙しい中でのメールのやり取りですから、パッと読んでなんのことかわかるというわかりやすさを意識して書くということです。

対応してもらった時のお礼のフレーズ

相手が対応してくれたことに対するお礼の場合は、「ご対応ありがとうございました」などと対応してくれた感謝を明確にするとよいでしょう。

「対応」に「ご」をつけて「ご対応」とすることで、相手に対応していただいた時や対応していただきたいときに使える敬語表現になります。

  • ご対応ありがとうございました
  • ご対応いただきありがとうございました(感謝申し上げます、お礼申し上げますなど)
  • ご対応賜り
  • ご対応くださり

などのバリエーションはありますが、まずはこうしたお礼のフレーズを書きましょう。

依頼

何事かを依頼して、相手が対応してくれたという場合です。

「急なお願いにも関わらずご対応いただきありがとうございました」などとして、こちらのお願いを聞いてくれてありがとうという気持ちを表しましょう。

素早く対応してくれたときには「迅速なご対応」「早々にご対応いただき」などのフレーズもよく使われます。

【例文】

  1. 急なお願いにも関わらず、迅速にご対応いただき誠にありがとうございました。
  2. 急な依頼にも関わらず、早々にご対応いただき感謝申し上げます。

丁寧な対応

「丁寧なご対応ありがとうございます」などとして、相手が自分(自社)に対して丁寧に対応してくれたことへの感謝を表します。

【例文】

  1. 私どもの一方的なお願い事ですのに、丁寧なご対応をありがとうございます。
  2. 先日は丁寧なご対応ありがとうございました。おかげさまで商品についてよく理解できました。

特別な対応

何か特別に対応してもらった、快く取り計らってもらったといったときに、特に厚くお礼を述べたいというときのフレーズです。

  • 迅速なご対応
  • 適切なご対応
  • 親切なご対応

など、状況に応じて「◯◯なご対応ありがとうございます」などとするとよいでしょう。

【例文】

  1. ご多忙のところ、○○について迅速なご対応をいただきありがとうございました。
  2. この度はご親切にご対応いただき誠にありがとうございました。

電話対応

電話で依頼したことなどに対応してもらったときは「お電話での急なお願いにも関わらずご対応いただきありがとうございます」などとしましょう。

【例文】

  1. 昨日はお電話で急なお願いをしましたのに、迅速にご対応いただき誠にありがとうございました。
  2. 先ほどのお電話では、ご丁寧に対応してくださりありがとうございました。

まとめ

何かに対応してもらったときには、お礼をきちんと伝えることが大切です。

マナーを守って、感じのよいお礼メールを書くことで、今後の関係も円滑に保てるなど仕事においてもよい影響があるのではないでしょうか。

「ご対応いただきありがとうございます」など、シンプルでもしっかり内容と感謝が伝わる文面を心がけてぜひお礼のメールを送ってみましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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