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「体系的」の意味と使い方!「体系的に学ぶ・まとめる」とは?【類義語・対義語】

「体系的」の意味と使い方!「体系的に学ぶ・まとめる」とは?【類義語・対義語】

「経営学を体系的に学ぶ」

「情報を体系的にまとめる」

このように使われる「体系的」という言葉があります。

学生時代にも見聞きしたかもしれませんが、社会人になっても仕事をしていく上で「体系的」という言葉を使うことがあります。

実際の仕事の場はもちろん、ビジネス書やセミナーなどでもよく使われる言葉ですので、意味や使い方を知っておきましょう。

今回は、「体系的」の意味と使い方!「体系的に学ぶ・まとめる」とは?【類義語・対義語】についてご説明いたします!

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「体系的」の意味

「体系的」は「系統的。統一的」という意味です。

「たいけいてき」と読みます。

「たいけい」という同音異義語がいくつもありますので、「体型」「体形」「隊形」など、変換間違いには気をつけましょう。

「体系」というのは、「要素がそれぞれに他と関係し合ってまとまっている、そのまとまり」という意味です。

個々のものが相互に関連して、全体としてまとまっているということですね。

また、「体系」は「一定の原理で統一的に組織された知識の全体」という意味でもあります。

少し難しく聞こえますが、別々の認識を一定の原理に基づいて論理的にまとめたものということですね。

どちらにしても、「体系」とは個々のものからなるもので、ある秩序を持ってまとめられているものということになります。

「体系的」はそれに「的」がついたものなので、個々の物事が一つの秩序の中にまとめられているさま、ということになります。

「体系的」の使い方

「体系的」は、一つ一つのものがある秩序に従ってまとまっているさまという意味で使います。

  • 「体系的に○○する」
  • 「体系的な○○」

といった使い方が一般的です。

【例文】

  1. 全体像を把握した上で、各要素を分類し体系的に考えることが大切だ。
  2. ある分野に関する多くの本を読み、体系的に理解する。
  3. 収集したデータを体系的に分析する。
  4. 自分の興味ある分野について、体系的な知識を身につけよう。

このような使い方をする「体系的」、それぞれ平易な言葉で表現すると「いろいろな要素を一つにまとめて」とか、「いろいろな要素を関連づけて」などというのに近いでしょう。

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「体系的に学ぶ・まとめる」とは?

「体系的」は、ビジネスシーンなどではしばしば「体系的に学ぶ」「体系的にまとめる」といった使い方をします。

「体系的」ということをよくよく理解していないと、「体系的にまとめなさい」なんて言われても困ってしまいますよね。

「体系的に学ぶ・まとめる」とはどういう意味なのでしょうか。

「体系的に学ぶ」とは

「体系的に学ぶ」は「一つの視点にとらわれず、その学問の別な情報にも目を向けて全体的に学ぶ」ということになります。

科学でも哲学でも、いろいろな分野、いろいろな学派などがありますね。

一つの視点だけに限らずに全体を見るということになります。

また、「体系的」は単にいろいろなものを集めるのではなく、秩序立ててまとめるということですので、学ぶべきことをきちんと順序立てて網羅していくような学び方ということになります。

例えば数学で、ある難しい公式だけを覚えても、それをいつどのように使えばいいかわかりませんね。

ですが、算数の四足から始まっていろいろな知識をつけていれば、その公式も適した場面で使うことができ、学んだ意味があったということになります。

英語や資格試験の勉強など、何の学びに対しても「体系的に学ぶ」ということは大切だと言えるでしょう。

「体系的にまとめる」とは

「体系的にまとめる」は、「いろいろな情報を関連づけてまとめる」ということになります。

同じ種類もののは一つのグループにまとめるなど、秩序立ててまとまりを作ってわかりやすくするということです。

例えば、レポートを書くときに、いろいろな情報について一つずつ順に書いていくと分かりにくいことでも、カテゴライズして項目を立て、それぞれをまとめて書くとわかりやすいということがあると思います。

バラバラものもを、そのままではなく関連づけてまとめることで全体をわかりやすくする。

それが「体系的にまとめる」ということになります。

「体系的に学ぶ」や「体系的にまとめる」は、自分の興味のある分野や携わる分野の全体を見て理解するということなので、仕事をしていく上でも非常に重要であるとされています。

「体系的」の類義語

「体系的」の類義語には次のようなものがあります。

  • 系統的(順序立って組み立てられているさま)
  • 統一的(全体を統一する立場をとるさま)
  • 組織的(一定の秩序や体系をもって全体が構成されているさま)

「体系的」の対義語

「体系的」の対義語には次のようなものがあります。

  • 個別的(幾つかあるものがそれぞれ他と関係なく別に存在しているさま)
  • 分散的(物事がバラバラでまとまりのない様子)

まとめ

「体系的」は個々の事物が、一定の秩序に従ってまとめられたり、共通の目的のために順序立ててまとめられたりしているさまを指す言葉です。

何かを学ぶときにも、一つ一つの情報を覚えるよりも、系統だてて全体を見た方が視野が広がり、理解も深まりますよね。

仕事をしていく上でも何かと大事な概念ですので、ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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