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迷信「ため息をつくと幸せが逃げる」の由来は?ため息をつくとダメなの?

迷信「ため息をつくと幸せが逃げる」の由来は?ため息をつくとダメなの?

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迷信の1つとして伝わっている「ため息をつくと幸せが逃げる」というのは本当なのでしょうか。

ついため息をついてしまった時に親や友人から言われた経験があるという人も居るかと思います。

今回は「ため息をつくと幸せが逃げる」という迷信についてその由来などはもちろん、そもそもため息をつくのはダメなのか?という事についても触れていきます。

「ため息をつくと幸せが逃げる」とは

「ため息をつくと幸せが逃げる」とは、忙しかったり、イライラしてため息をついてしまった時に言われることが多い言葉です。

「ため息ばかりついていると幸せ逃げるよー」と声をかけられた経験がある人はかなり多いのではないかと思います。

あくまで迷信であり、ため息をついて不幸になった人は確認されていないと言われています。

「ため息をつくと幸せが逃げる」の由来は?

いつ頃、誰が言い出したのかははっきりとは判明していません。

ただ、ため息をつくというシチュエーションから想像できるのは「疲れ切っている」「イライラしている」「多忙」などマイナスの印象が強いですよね。

また「はぁ…」という落ち込んだ声や音もマイナスイメージを強くしていると考えられています。

このような暗くマイナスな印象が強すぎるがゆえに、ため息ばかりついていると今ある幸せすらもその陰鬱さに負けて逃げて行ってしまうと考えられるようになったのではないでしょうか。

ため息をつくとダメなの?

「ため息をつくと幸せが逃げる」と言われているように、ため息にはマイナスイメージが強く「ため息をついてはいけない」と思いがちですが、実はそうではありません。

ため息をつくことで自律神経のバランスを整えることが出来ると言われており、とても体にいいものだとされているんですよ。

ため息が出るときは、悩み事があるときなどですがそんな時はお腹をはじめとした筋肉までもが緊張で強張り、呼吸が浅くなってしまっているんだそうです。

呼吸が浅くなることで血液の中の酸素量が足りなくなり、交感神経が優位なバランスとなってしまうんです。

そんな崩れた自律神経のバランスを元へと戻してくれるのが「ため息」なんですよ。

息を長く吐くことにより自然と深い呼吸をする事が出来るので副交感神経が正常に働くようになるんです。

まとめ

幸せが逃げると言われたらあまりしないようにしよう、と思ってしまう「ため息」ですが実は体にいいものだったんですね。

ですがため息が出る原因はやはり悩み事やストレスなので、あまりにもため息をついている自分に気づいたときは「その悩みの原因はどこにあるのか」という事をじっくり考える時間を持つことが大切なのかもしれません。

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