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「単騎」はオタク用語の1つです。
ではいったいどんな場面で使われているのでしょうか。
今回はオタク用語である「単騎」について意味や使い方などの基本的なことから例文、単騎遠征という派生語についてもご説明していきます。
「単騎」の意味
「単騎」とは、ライブやイベントに1人で参加するという意味の言葉です。
友人や知人などを誘わずに1人で参戦する人を指します。
「単騎」の使い方
イベントなどの参加表明としてSNSなどで使われています。
また「単騎で参加してきた!」などのレポでも見かける言葉ですね。
「単騎」の例文
- 単騎で沸けるようになったらもうプロのオタクでしょ。
- いつでも単騎遠征できるのに全然チケ当選しないんだけど!
- 平日のイベントは単騎で凸る!
- 単騎で参戦して、その場で仲間を作るのが最高に楽しいよね。
「単騎遠征」とは?
「単騎遠征」は何と明治時代のオタク用語なんです。
明治時代にもオタク用語というのは存在しており、その中の1つがこの「単騎遠征」で、「1人で食堂に行く事」という意味です。
今ではぼっち飯などと表現される状況ですが、それを「単騎遠征」とかっこいい言葉で表現するところに明治時代の若者のセンスを感じます。
単騎遠征以外にも「有能だ」「駄弁る(だべる)」など今でも使われている言葉がある事から、現代に通じるセンスが明治時代から存在した事がわかりますね。
この明治時代のオタク用語の数々は「学歴貴族の栄光と挫折」という書籍の中で「旧制高校性が使用していた言葉」として書かれています。
現代の単騎遠征は?
1人でご飯を食べる、1人で外食をする事が特に注目すべきことでもなくなりつつある現代では「1人で食堂に行く」という意味で使われることはありません。
「1人で遠方のライブに参戦する」「1人で飛行機に乗りライブを見に行く」などの意味となるのではないでしょうか。
といってもライブに関する言葉として定着はしておらず、単騎遠征という言葉はまだ「明治時代のオタク用語」としての認識となっています。
まとめ
明治時代からオタク用語が存在していたとは驚きですよね。
また中には現代でも意味の通じる物、現代でも使われているものがあり当時の人々のセンスの良さがうかがえます。
明治時代のオタク用語には今流通している言葉にはない新鮮さも感じられるので使ってみるのも面白いですね。
単騎遠征だけではなく他のオタク用語も書籍の中で紹介されているので気になるという方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。