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「展望」の意味と使い方!書き方や「目標」との違いは?|ビジネス・就活・レポート

「展望」の意味と使い方!書き方や「目標」との違いは?|ビジネス・就活・レポート

ビジネスシーンや就活では、しばしば「今後の展望」や「将来の展望」について聞かれることがあります。

この「展望」とは、どういったことを指すのでしょうか。

さまざまな場面で聞かれることなので、ぜひ意味をしっかり理解しておきましょう。

今回は、「展望」の意味と使い方!書き方や「目標」との違いは?|ビジネス・就活・レポートについてご説明いたします!

「展望」の意味

「展望」は「遠くまで見渡すこと。見晴らし」「社会の動きや人生の行く末を見通すこと」という意味です。

「てんぼう」と読みます。

よく山や高層ビルなど景色のいいところに行った時に「展望台」や「展望室」がありますよね。

「展望」は広い範囲にわたって遠くまで見渡せるような、見晴らしのことを言います。

そして、景色を見渡すというところから転じて、社会や人生などを広い範囲で見渡すという意味で一般的に使われる言葉なんです。

主にこちらの意味を解説していきたいと思います。

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「展望」の使い方

「展望」は、景色を広く見渡すというところから転じて、社会や人生の出来事などを広い範囲にわたって見渡すという意味で用いられる言葉です。

ビジネスシーンや就活など生活の中で「展望」を使う場合は、長めのいいところの話題以外はほぼこちらの意味で使われていると言ってよいでしょう。

  • 今後の展望
  • 将来の展望
  • 展望がある/ない
  • 展望を見据える

などなどいろいろな使い方をしますが、いずれも「これから先の社会の動き」「この先の人生の見通し」といった意味で使います。

「展望」の例文

  1. このタワーの展望室から市街を一望できる。
  2. 社長が今後の展望に関する話をした。
  3. 将来の展望がなくてとても不安だ。
  4. 今後の展望を経営者にインタビューする。
  5. 面接で将来の展望について聞かれる。

「展望」の書き方

「展望」は、ビジネスシーンや就活でよく聞かれるものです。

「展望」を書く際には、社会や人生を見渡して書くということになります。

個人的にこうしたい、こうなったらいいな~などといったことではなく、客観的に見て今後こうなっていくだろう、こうなっていくことが望まれるといった「実現可能な将来」を書くことが大切です。

「目標」との違いは?

「展望」と似た言葉に「目標」があります。

これも何かとビジネスや就活などでも出てくる言葉ですね。

  • 「展望」は社会や人生の行く末を予想したもの
  • 「目標」は自分が到達したいことを表したもの

それぞれの意味は、このように違っています。

「展望」とは、客観的に考えて、社会がこれからこうなっていくだろうとか、自分の人生がこの先こうなると期待できるということを言います。

個人的な感情を含まないのが「展望」と言えるでしょう。

「目標」の方は「個人的にこうしたい」といったことを表すものになります。

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【例文】

  1. 今年の日本経済を展望すると、経済活動の再開を背景に持ち直しつつあり堅調と言えるだろう。
  2. 今年の目標は、毎日1時間は勉強を続け、英検1級に合格することだ。

ビジネスでの「展望」

ビジネスシーンで使われる「展望」は、たとえば次のようなことを表して使われることが多いです。

  • 今後どのように事業を展開していくか
  • 課題に対してどのように取り組んでいくか
  • その事業によって社会問題をどのように解決していくか、社会貢献していくか など

【例文】

  1. 弊社は脱炭素社会の実現に貢献していきます。具体的には、2030年までに事業活動で排出するCO2排出量を70%削減します。
  2. リモートワークの普及で需要が高まったネットワーク機器部門に力を入れ、最新のテクノロジーを積極的に取り入れて世の中のニーズに合った製品展開をしていきたい。

就活や転職での「展望」

就職面接

就活では、面接で「将来の展望」を聞かれることも多いです。

入社した後の具体的なイメージ、自分がこうなりたいという将来像をはっきり言えるかどうかで学生や転職希望者の将来性を判断しているということですね。

ただし「みんなを笑顔にしたい」とか「海外で働きたい」「社長になりたい」などとどこの会社でも通じそうなざっくりしたことを言っても面接官の印象には残らないでしょう。

  1. 企業での具体的な業務について伝える
  2. 自分の長所を関連付ける

といったことを意識して実現可能な自分の将来像を述べましょう。

【例文】

  1. 最初は営業部門で世の中のニーズを知り、いずれは開発部門で新製品を企画・開発していきたいと思っています。
  2. 前職の経験を活かして人事部に所属したいと思っています。人とコミュニケーションをとることが得意なので、社内の人々と積極的に交流し、信頼されるような人事部門のリーダーを目指します。

レポートでの「展望」

レポートや論文でも「展望」を書くことが多いです。

構成としては最後(謝辞や参考文献を除く、本文の中で)にくるものです。

結論を出した後、今回のレポートで新しく発見されたことや、解決しきれなかった内容などをわかりやすくまとめるものです。

「今回は時間が足りなかったので次はもっと計画的に進めたい」などの個人的な反省ではありません。

  1. 今回のレポートで得られた結果が将来はこのようになっていくのではないか
  2. さらにこういう内容についても今後調べていきたい

こういった、レポートの内容についての将来を語るものです。

レポートの結論の先にあるものを記載するということがポイントです。

まとめ

「展望」は、遠くまで景色を見渡すということから、社会や人生について広く見渡す、またその見通しといった意味で使う言葉です。

ビジネスシーンで「今後の展望」について聞かれる、就活の面接で「将来の展望」を聞かれるといったことはよくあります。

自分のやりたいことを言うだけではなく、どのようにして実現していくのかなど、具体性のあることを述べましょう。

さらに、就活では「展望」の実現のために必要な努力や、自分の長所と関連づけた「展望」を述べることで、この企業で実際に働くイメージができていると印象付けることができるでしょう。

ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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