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鉄道ファンの1つのジャンルとして確立している「撮り鉄」。
言葉は知っていても「何を撮っているのか」詳しく知らないという人は意外と多いのではないでしょうか。
炎上事などでも聞かれることの多い「撮り鉄」について基本的な事からご説明するとともに、「乗り鉄」と対立してるのは本当?という疑問についても解説していきます。
「撮り鉄」とは
「撮り鉄」とは、鉄道の写真を撮影することを愛好している人達を指す言葉です。
一口に「撮り鉄」といっても、「鉄道写真のどこに重きを置くか」はジャンルによって分けられているのが特徴です。
昨今では撮り鉄と一般の乗客の間で起こったトラブルなどもニュースで報道され、その存在は「迷惑」とまで言われてしまっています。
「撮り鉄」は何を撮ってるの?
走行写真
撮り鉄の中でも多いと言われているのが「走行写真」の撮影を主とする人達です。
通常運行している車両はもちろん、レアな車両やその日限りで引退してしまう車両などなかなか撮影できない車両の「走っている姿」を撮影します。
自分の撮りたい車両の姿を追い求めて遠征する人も多いんですよ。
型式写真
「作品」としての写真ではなく、どこか「記録写真」としても意味合いが強い撮り鉄のジャンルがこの「型式写真」です。
車両ごとの型式がはっきりとわかるように「正面」「足回り」「後部」など車両の特徴がはっきりと映るように撮影する人が多いです。
芸術写真
鉄道車両だけではなく、周囲の風景なども総合して1枚の写真を「芸術作品」へと仕上げる撮り鉄が撮影するのが「芸術写真」と呼ばれます。
紅葉と鉄道、どこまでも広がる海辺と鉄道など、その瞬間にしか切り取ることの出来ない四季の美しさと鉄道の力強さを感じることの出来る写真が多いのが特徴です。
この芸術写真は鉄道に興味が無くても見ていてとても美しいと感じることが出来ますよ。
「乗り鉄」と対立してるって本当?
撮り鉄と最も相性が悪いとされているのが「乗り鉄」です。
撮っていたら乗れない、乗っていたら撮れないという大前提はともかく、全ての面で「バチバチに対立している」と言われているんですよ。
撮り鉄側は「鉄道の姿を撮りたいのに、シャッターチャンスで乗り鉄が車窓から顔を出すのでいい写真が撮れない」
乗り鉄側は「車窓から見る美しい景色を楽しみたいと思っているのに、線路沿いに撮り鉄の姿ばかりが見えてしまう。景色が台無しになってしまう」
と言い分も真っ向からぶつかり合っているんです。
まとめ
駅のホームや踏切の場所でカメラを構えている人を一度は見たことがあるかと思いますがその人達が「撮り鉄」です。
「機械好き」という気持ちが根底にあると言われており、女性が少ないとも言われている鉄道好きのジャンルの1つなんですよ。