「討議・協議・検討」の違いは?意味と使い方!【例文つき】

社会人になると、会議に参加する機会が出てきますよね。

人によっては毎日のように会議なんてこともありそうです。

「討議」や「協議」は会議の時によく使われる言葉です。

また、「検討」という言葉もよく使いますよね。

この「討議・協議・検討」は字も似ていますし、意味も似ていそうな言葉です。

使い分け方がわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、「討議・協議・検討」の違いは?意味と使い分け方!【例文つき】についてご説明いたします!

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「討議」の意味と使い方

「討議」は「ある問題について、互いに意見を出して是非を検討しあうこと」という意味です。

「とうぎ」と読みます。

「討」という字は、「敵を打ちたいらげる」「問題点をくまなく探り調べる」という意味があります。

「議」は「話し合い」「意見」という意味の漢字です。

この二つを合わせた「討議」は、「問題点について話し合う」というような意味になるわけです。

会議などで議案を吟味するときによく使われる言葉ですね。

【例文】

  1. この研究会では中小企業のトップらが経営戦略などについて討議した。
  2. 参加者はグループ討議で環境保護への取り組みなどについて述べあった。
  3. シンポジウムで日本の安全保障のあり方を討議する。

「協議」の意味と使い方

「協議」は「集まって相談をすること」という意味です。

「きょうぎ」と読みます。

「協」の字は「力を合わせる」という意味です。

力を合わせて話し合う、つまり相談することを「協議」というわけです。

会議などの他、色々な場面で使われる言葉です。

【例文】

  1. 対策を協議する。
  2. 米大統領は昨日、仏独の首脳とそれぞれ電話で協議した。
  3. 彼は昨年協議離婚をした。

「検討」の意味と使い方

「検討」は「物事を色々な面からよく調べ、それでいいか悪いかを考えること」という意味です。

「けんとう」と読みます。

「検」は「取り調べる」という意味です。

「討」も「問題点をくまなく探り調べる」という意味でしたね。

この二つが合わさった「検討」は「よく調べ、間違いがないかくまなく探る」という感じです。

これも会議の場に限らず、ビジネスシーンでも日常でも、色々な場面でよく使われる言葉ですね。

【例文】

  1. その件はまだ検討の余地があるね。
  2. ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
  3. 新システム導入について検討しています。

「討議・協議・検討」の違いは?

では「討議・協議・検討」はどう使い分けるのでしょうか。

まず「討議」と「協議」の違いについて考えてみたいと思います。

どちらも何かについて話し合う、という意味では同じですよね。

ですが、会議において「討議」「協議」を使う場合は、次のように使い分けがされています。

「討議」は、問題点や解決方法などについて意見を出し合って、それが「協議」の議案として適しているかどうかを話し合うことです。

「協議」は、「討議」でなされた議論を踏まえて話し合いをし、最終的に多数決などで結論を出すことです。

つまり、「討議」は自由な意見出しのための会議で、「協議」はそれを踏まえて方向性を決める、意思決定のための会議なのです。

また、「検討」は「何かについてよく調べたり、いいか悪いかをよく考える」ということなので、複数人で話し合うこととは限らないという点が他の二つとは大きく違っています。

「討議します」「協議します」と言った場合は、複数人のメンバーである事柄について話し合ったり(「協議」の場合は)結論を出したりするわけです。

しかし、「検討します」と言った場合は、必ずしも会議のような場で複数人でよく考えますという意味ではなく、自分一人でよく調べて考えてみます、という時にも使う言葉なのです。

会議の基本ルールとして世界各国で、また日本でもJCやロータリークラブ、ライオンズクラブといった団体で広く普及しているのが「ロバート議事法」です。

ロバート議事法では「討議」「協議」「審議」の順に議案について話し合っていきます。

「討議」で意見を出し合い、「協議」で話し合って多数決などで結論を出し、「審議」でそれを承認したり修正や否決を決定したりします。

確実にステップを踏むことによって効率的に会議を進めることができるんですね。

まとめ

「討議・協議・検討」の意味や違いについておわかりいただけましたでしょうか。

会議のあと、議事録を作成することもありますよね。

そんな時にも「これは討議?協議?」などとならないようにきちんと確認して、正確な表現ができるといいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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