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「繋がる」は日常的に使う身近な言葉ですね。
電話が「繋がる」、道が「繋がる」、成功に「繋がる」、血が「繋がる」、また最近ではSNSで「繋がる」という表現もしますね。
どれも同じ「繋がる」ですが、いろいろな使い方があるようです。
また「継る」と書かれていることもあります。
今回は、「繋がる」の意味と使い方!「継る」との違いは?|例文についてご説明いたします!
「繋がる」の意味
「繋がる」は「離れているものが結ばれて一つになる」「継続する」「関係がある」「血筋が同じである」という意味です。
「つながる」と読みます。
ものとものが結ばれる、物事がつらなり続く、目に見えない関係がある、血縁関係があるといったいろいろな結びつきや継続することを意味する言葉です。
「繋がる」の使い方
「繋がる」はいろいろな意味があることからわかるように、さまざまな場面で使う言葉です。
まず、離れているものが一続きになる、結びつく、連なるといった、物理的にものが接することを表して使います。
紐が繋がるとか渋滞で車が繋がるといったことですね。
また、電話がつながるとかネット回線が繋がるなど、目に見えないものについても使います。
そして、物理的な繋がりではなく、関係する、関連があるといった意味でも使います。
この経験が将来に繋がるとか、この証拠が犯人に繋がるなどと言いますよね。
また、血の繋がりという意味でも使います。
もうひとつよく使われるのが「人と繋がる」ことです。
紹介されて人と繋がるほか、最近ではSNSで繋がるという言い方を非常によくします。
お互いのアカウントをフォローし合う、LINEで友達に登録し合うなどを「繋がる」と表しています。
「継る」との違いは?
「つながる」は「継る」と書かれることもあります。
「繋がる」と「継る」の違いは、次のような点です。
- 「繋がる」は一般的な言葉
- 「継る」は「つなぎあわせる」「あとを引き受ける」という意味で、正確な読み方ではない
「継る」は「つながる」と一般的に読まれていますが、「継」には「つぐ」という読み方はあっても「つながる」という読みは本来ありません。
「継る」を「つながる」と読むのは正しくないのですが、慣用読みとして一般的に用いられていますので間違いとは言えません。
「継ぐ」は「つなぎ合わせる」「あとを受けて続ける」といった意味ですので、これがそのまま「継る」の意味として用いられています。
- 「骨折した箇所が継る」(つなぎ合わせる)
- 「後世に技術が継る」(あとを受けて続ける)
こうした場合には「継る」を使います。
「繋がる」の例文
- 橋ができたらついにこの島も本土と繋がる。
- 電話が混み合っていてなかなか繋がらない。
- 彼女とは血が繋がっていない。
- 普段の地道な努力がこの結果に繋がった。
- 容疑者の二人が裏で繋がっていることが判明した。
- 同じクラスの彼とやっとLINEで繋がることができた。
- 彼女とは以前からインスタで繋がっていた。
「繋がる」の類義語
「繋がる」の類義語には次のようなものがあります。
- 接する(ひと続きにつながる。触る)
- 結ぶ(つなぎ合わせる。交わりを緊密にする)
- 続く(一つの物事が切れずにつながる)
- 係わる(関係をもつ)
- 連絡する(関連があること。情報などを互いに知らせること)
- 関係がある(二つ以上の物事が互いにかかわっていること)
- 関連している(物事の間にかかわりがあること)
「繋がる」の対義語
「繋がる」の対義語には次のようなものがあります。
- 切れる(ひと続きのものが別れる)
- 絶える(続いてきたものが途中で切れて続かなくなる)
- 離れる(くっついていた状態が終わってわかれる)
まとめ
「繋がる」は「離れているものが結ばれて一つになる」「継続する」「関係がある」「血筋が同じである」という意味です。
ものとものがくっつくこと、人と人の間に関係ができることなど、いろいろな使い方ができる言葉です。
「継る」は本来の読み方ではありませんが、つなぎ合わせる・あとをつぐという意味で一般的に使われています。
身近な言葉ですがさまざまな意味を持っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!