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大学卒業後、外食チェーン店を約100店舗展開する会社でエリアマネジャーとして約10年勤務し、その後、大学系列病院の総務部に転職し、総務部課長代理として勤務していました。
基本的にはWeb面接は行わないのですが、面接者の事情等を考慮して、過去に5回ほどですが、Web面接の面接官をしたことがあります。
Web面接では、Skypeを利用して面接をしましたが、面接の方もなれないWeb面接で大変でしょうが、面接する側のこちらもなれるまでは大変でした。
面接者の方には、前日までにインターネット環境が整っていて、騒がしくなく、しっかり話ができる場所を確保してもらい、Skypeの設定をしてもらいます。
念のため、前日にSkypeで連絡をとり、明日はよろしくお願いします、という形で準備はしておきました。
残念ながら、その時点で準備できなかった方にはお断りした方もいました。
面接当日、時間通りに連絡し、できるだけ当日会っているような状況を意識しながら、面接は始まります。
面接官には上半身しか見えない!面接者はそこを利用すべし!
対面面接との違いといえば、どうしても、映像と音声にずれが生じて、スムーズに会話が進まないことがあり、お互いにチグハグしてしまうことがあります。
また、細かい表情や口調の変化などを感じることができないので、面接側としては、その点がとらえることが難しいです。
また、基本的に上半身しか見えないので、落ち着きのある人なのか、足先までしっかり落ち着いている人なのか見ることができません。
逆に言えば、面接者の方は、同じように会話がチグハグすることもあるかもしれませんが、必要以上に表情豊かにする必要もなく、必要以上にオーバーアクションをとる必要もありません。
上半身しか見えないということを利用して、目の周りに、正確にすぐに答えれるようにメモやノートなどの資料を置いておくことも可能です。
ただし、あまり目線をキョロキョロさせると、違和感があるので、それはやめた方がよいと思います。
服装や注意点は?裏技は白い紙を顔の下に置くこと?!
服装は必ず正装にしたほうが良いです。
画面上いくら上半身しか見えないかもしれないとはいえ、万が一ということもありますし、そこは対面面接をしているときと同じように、しっかりとした姿で面接した方が、気持ち的にもちがうと思います。
そして、できる限りスムーズな面接ができるように、スマフォの音量も事前にチェックしておいた方がよいです。
同じく、自分が映る角度も一度チェックしておいた方がよいです。
さらにいうなら、顔色や表情がきれいに映るように、白い紙を顔の下に置いておくと、照明替わりになり良いです。
あとは、充電だけはしっかりしておいた方がよいです。
途中で充電切れというのはさすがにルール違反ですので。
Web面接でも油断は禁物!面接官には画面越しに伝わると思っておく
Web面接において大切なのは、自分の考えや表情を伝えることも確かに大事ですが、微妙にずれる会話の中でも落ち着いて、しっかり相手の目を見て、コミュニケーションがとれるかどうかだと思います。
もし聞こえにくい状態になれば、正直にすぐに言って、お互いにとって、話しやすい環境になるようにお願いした方がよいです。
Web面接だからといって、どこか気持ちに隙があったり、面接官が目の前にいないことで、どこか油断したりしていると、面接官にもそれが伝わりますし、その姿が見えてきます。
そうならないためにも、あくまで、対面面接をしているつもりで、あえて、Web面接だからということを意識しないで、いつも通り面接に挑んだ方がよいと思います。