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WEB面接のやり方や流れ・服装やマナーなど注意点はある?成功のポイントを解説します!

WEB面接のやり方や流れ・服装やマナーなど注意点はある?成功のポイントを解説します!

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最近増えているWEB面接。

今までは対面での面接が主流だったため、WEB面接での対策はどうやったらいいのか?と思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、年間150〜200人ほどの人材を企業へ紹介、派遣されていたというMさんにWEB面接について伺いました。

プロフィール

Mさん/42歳

年間150〜200人ほどの人材を企業へ紹介、派遣。
企業の営業から、求職者のウェブ面接まで幅広い業務を経験。
Web面接は、求職者の社内での評価のほか、紹介先企業へ送るインタビュー動画の撮影のために行っていました。

Web面接のやり方と流れ

スカイプ等のビデオ通話を求職者と繋ぎ、まずは接続状況や環境を確認・調整します。

背景に映り込むものがあれば場所を移動してもらい、顔に影ができるようなら照明を調整してもらったりします。

撮影環境が整うと、改めて求職者と簡単に挨拶を交わし、履歴書を見ながら名前や経歴の確認、履歴書の記載の中で気になる部分や、アピールになりそうなことを質問し、質疑応答を行います。

はじめに趣味や特技、学生時代の活動など、気軽に話せるトピックで、相手の緊張をほぐし、だんだん職歴や、仕事に関する話を進めていきます。

最後に、履歴書と合わせて紹介先の企業に送るインタビュー動画を撮影します。

内容は自己紹介、過去の職歴・アルバイト歴、自己PRで、約2分ほどで撮影します。

撮影したインタビュー動画を確認して、求職者からの質問を受け付け、面接を終えます。

以上でおおよそ30〜45分ほどかかります。

Web面接と対面での違いなど

対面での面接ももちろん緊張しますが、Web面接は画面を隔てて遠い場所にいる人と話をすることになるので、

話している相手の反応が感じ取りにくい、自分の話が伝わっているかの確認が取りにくいなど、また別の緊張感があると思います。

自宅等で面接を受ける場合が多いので、プライベートとの気持ちの切り替えも大変です。

私は、求職者の良さをしっかりと引き出せるように、できるだけ緊張をほぐし、威圧的でない質問の仕方で相手と同じく目線で話をするように心掛けました。

また、最後まで集中力を持続させられるように、こちらの表情や話し方もメリハリをつけるよう心掛けました。

Web面接で注意すること(場所や服装、ツールなど)

最近はスマートフォンのカメラでも画質や音質は問題ないのでツールについては特に注意することはありません。

場所は雑音のない静かな場所で、背景が薄い色で家具などが映り込まないような場所を選び、服装はリクルートスーツが理想です。

髪型はできるだけ綺麗にまとめるのが良いです。

前髪で眉毛が隠れていると、表情が読み取りにくくなります。

耳に掛けていても落ちてきた髪を触る仕草が見る側の注意を散漫させてイメージダウンにつながる可能性があるため、前髪はピンで留めたり、ワックスなどで固めると良いでしょう。

体型や、顔のコンプレックスは隠すのではなく、自分を全てさらけ出して見てもらう気持ちが、髪型や服装に現れていると好感が持てます。

Web面接を成功させるポイントは?

面接を受ける際、話す内容が重要だと思って、考えながら、注意深く話すせいで、声が小さくなってしまったり、表情が暗くなってしまう方が多く見受けられます。

私が面接官を務めていたのがサービス業、ホスピタリティー業だったため、特に明るい表情や話し方を非常に重視していました。

話す内容が少し不足していたり、平凡であったり、変でも構わないので、とにかく明るく、笑顔で、聞き取りやすく、ハキハキと大きな声で喋る人は、それだけでイメージが良く、有利だと思います。

仕事の特性などももちろん大切ですが、まずは人間として、相手に「一緒に仕事してみたいな」と思わせることです。

自信がなさそうに硬い表情でボソボソと話す人は、どんなに頭が良くて仕事が出来ても、一緒に仕事がしたいとは思いません。

対面での面接では気にならないような細かい部分も、Web面接は小さい四角い画面という情報に制限がある分、見る側が注意して見て、気になってしまうことがあります。

髪を触る癖や、笑うときに手で顔を隠す、視線が左右上下にぶれる、首が安定しないなど、見てる側はとても気になります。

一度自分の履歴書の内容を覚えて、話す姿をスマートフォンで撮影して見て、自分が客観的にどのように見えるかを確認してからWeb面接に挑むと良いと思います。

また、Web面接は接続の状況などで、時間が前後する場合なども考えられるので、当日は面接前後は余裕を持って時間を確保してください。

まとめ

気軽に受けられるWeb面接ですが、その分、気持ちの切り替えが難しかったり、対面の面接とは違う注意事項があったりと、気をつけなくてはいけないところも多いです。

対面面接でも言えることですが、しっかりと準備をして、自然に表情が明るくなるくらいに気持ちに余裕を持って面接に挑んでください。

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