妖怪・都市伝説

妖怪「山姥」とは?実在した?発祥の地と「鬼婆」との違いは?

妖怪「山姥」とは?実在した?発祥の地と「鬼婆」との違いは?

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妖怪「山姥」とは日本古来、全国各地でその伝承が伝わっている妖怪です。

今回は「山姥」について、実在したの?発祥の地は?という疑問にお答えしていきます。

混同されがちな「鬼婆」との違いについてもご説明していきます。

「山姥」とは

「山姥」とは、日本に古くから伝わる妖怪で、山奥に住み人を食い殺すと言われています。

読み方は「やまんば」や「やまうば」です。

その見た目は白髪で着物姿の老女とされており、山奥で道に迷った旅人を自宅へ誘い込み、寝静まった夜中に食い殺してしまうんですよ。

夜中に包丁を研ぐ姿を目撃し、逃げ出す旅人、などのシーンは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

人を殺してしまう恐ろしい一面もありますが、実は人間に対し恩恵を授けてくれる神様といった側面もあるとされています。

「山姥」は実在した?

かつて長野県で実際に行われていた「姥捨て」という風習があり、この姥捨てによって捨てられた老人が山姥へと変化し襲っているのではないかという説があります。

もちろん、因果関係や真偽は判明してはいませんので、「実在するのか」という疑問の答えは「不明」となっています。

「山姥」発祥の地

全国各地の山々に山姥の伝承は伝わっています。

長野県に東筑摩郡に伝わっている「ウバ」という長い髪で一つ目の妖怪も、山姥の一種とされているなど、その発祥の地は正確には判明していません。

「山姥」と「鬼婆」との違い

山姥も鬼婆も人を食ってしまうというとても残忍な凶暴性を持つ妖怪として伝承されていますが、その違いは「居住地」にあるのではないでしょうか。

山姥はその名が示す通り「山」に住んでいる老女の姿をした妖怪。

対する鬼婆は山だけではなく、森の中や原っぱに建てられた小屋、時には人里などあらゆる場所に出現すると言われています。

またどちらかというと鬼婆の方がその凶暴性は高いとされています。

妊婦の腹を裂き、生き胆を取って食うなど、伝わっている話にも残虐性が高い話が多いのも鬼婆の特徴とされています。

名前に「鬼」とついている事からもその凶暴性が伺い知れますよね。

まとめ

鬼婆と混同されがちな山姥ですが、山に住んでいるから山姥と覚えるのがおすすめです。

また実在もまことしやかに囁かれているので、山道を歩く際は道に迷わないよう万全の注意を払い、老婆に誘われてもついていかないのが鉄則です。

山姥は実は金太郎の母とも言われており、そう考えると金太郎のあの強さも納得ですよね。

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