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「山笑ふ」の季語の意味をご存じでしょうか。
様々な美しい表現が特徴的ですが今回はその中の1つ「山笑ふ」について解説していきます。
今回は改めて「山笑ふ」について基本的な意味や由来はもちろん、いつの季語なの?といった疑問にもお答えしていきます。
「山笑ふ」を使った俳句もご紹介いたします。
「山笑ふ」の意味と読み方
「山笑ふ」とは、雪解けが進んだ山々に花や若芽が芽吹き、色とりどりで賑やかな明るい様子になっている情景を指す言葉です。
穏やかな春の風の中で鮮やかに色づき始めて山を見て「まるで山が笑っているようだ」と感じる人々の心の余裕をほのかに感じる事が出来る言葉なのではないでしょうか。
「山笑ふ」の由来
一説では中国で活躍していた画家である「郭煕」が著書の中で記した「春山淡冶にして笑うが如く」という表現が由来と言われています。
「春の山」「笑う」という表現が見受けられますよね。
また夏・秋・冬の表現においても「夏山蒼翠にして滴るが如し。秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如し」と表現されています。
四季の山を表現する季語は全てこの文章から作られていると考えられているんですよ。
「山笑ふ」はいつの季語?
「山笑ふ」は俳句を作るうえで「春」の季語として使われています。
三春と呼ばれる「立春である2月上旬から5月上旬の立夏前日」まで、春という季節を通じて使う事が出来るんですよ。
春が「山笑ふ」、夏が「山滴る」、秋が「山装う」、冬が「山眠る」と四季によって表現の仕方が全く異なるのも面白いポイントですね。
「山笑ふ」を使った俳句
故郷やどちらを見ても山笑ふ
(ふるさとや どちらをみても やまわらう)
正岡子規
山笑ふ爪先立ちて磨く玻璃
(やまわらう つまさきだちて みがくはる)
山田禮子
乗り越すにころころころと山笑ふ
(のりこすに ころころころと やまわらう)
松崎鉄之介
まとめ
季語は俳句だだけではなく、手紙やビジネス文書などの時候の挨拶でも多く使われており数多く覚えて損はありません。
春夏秋冬、日本を美しく彩る四季ならではの情景を繊細かつとても美しく表現した言葉ばかりなので眺めているだけでもとても楽しいんですよ。
季語と実際の景色を見比べる、などという楽しみ方も面白いですね。
日本にしかない「季語」という言葉で季節の移り変わりをより詳しく感じてみてはいかがでしょうか。
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