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日本人がよく使う言葉・会話フレーズ3(鼻で笑う・格好をつける・耳にタコができる・ドタキャン・マジで)

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日本人が使う言葉・お決まり会話フレーズ第3弾!

普段の会話の中で日本人がよく使う会話表現。

それを何気なく外国人に対して使ってしまうと、「それはどういう意味ですか」と聞かれる可能性があります。

さて、どのように説明したらいいのでしょうか。

単に意味だけを伝えるのではなく、どのように使えばいいのかなどを教えてあげる必要があります。

今回は鼻で笑う・格好をつける・耳にタコができる・ドタキャン・マジでを一緒に考えてみましょう。

鼻で笑う

「笑う」の擬音語にはどんなものがありますか。

「ゲラゲラ」「ワハハハ」「クスクス」「エへへ」など実に多くのものがあります。

では、「鼻で笑う」とはどういうことでしょうか。口ではなく鼻で「フンッ」という音を出すしぐさになります。実際にその様子をして見せましょう。

「鼻で笑う」表情を見せて相手を見下した表現だということを示しましょう。

「ひらがなとカタカナを間違った時に鼻で笑われました。とても腹が立ちました。」などとして使うことができます。

格好をつける

「かっこいい」は初級レベルで習う単語です。

本来は「格好いい」という言葉だということを知らない外国人が多いのでまずはそれを教えます。

そして、「格好」とは見た目、外見のことで「格好をつける」とはモデルのようにポーズをとる様だと伝えましょう。

そこから転じて「格好をつける」はよりよく見せようとする時にも使えると教えます。

例えば、「彼氏が初めて家に来ます。わたしはあまり料理ができないので、母に料理を手伝ってもらって格好をつけました。」や「彼女とデートなので、友達に車を借りて格好をつけようと思っています」などと使えます。

耳にタコができる

足にタコや指にペンダコがあれば、見せてあげましょう。

酷使すると、一部分が膨れてしまいます。

その部分を「タコ」と呼ぶということを教えます。

同じように耳をたくさん使うとタコができるといいます。

「耳をたくさん使う」とはどういう意味かを外国人に考えさせると、慣用表現が記憶に残りやすくなります。

しばらく、考えさせてから「何度も同じことを聞かされて嫌だ」という意味になるということを伝えてあげましょう。

ドタキャン

直前でキャンセルするという意味ですが、本来は「土壇場でキャンセルする」の略語です。

「土壇場」とは何ですかという質問をされたら、「罪人の首を切る刑場」を指し、「最後の場面」という意味で使われたということを説明します。

説明する際、「土壇場」は怖い場所ですが、「ドタキャン」には怖い意味は一切ないということを伝えましょう。

例文としては「出かける準備をしていたら、彼女にドタキャンされちゃったよ。」や「頭が痛かったので、ドタキャンしてしまいました。」などがあります。

ちなみに外国人が略語と知らずに使っている日本語はたくさんあります。「シャープペンシル」の「シャーペン」や「自動販売機」の「自販機」などです。

マジで

「真面目」を略した「マジで」は非常によく使う会話表現で、日本のアニメやドラマなどでも耳にすることがあるでしょう。

外国人もよく知っているお決まりフレーズだといえるかもしれません。

しかし、カジュアルな表現なので目上の人やフォーマルな席では使わないほうがいいということを必ず教えてあげましょう。

日本人は「マジで」や「ウソ!?」を多用しますが、相手を嘘つき呼ばわりして使っているのではなく、単なる驚きの表現だということも合わせて伝えるようにしましょう。

まとめ

外国人の間違いを鼻で笑うようなことだけはしないでください。

耳にタコができるほど繰り返し音読すると、覚えやすくなるとアドバイスをしてあげましょう。

使わないと忘れてしまうので、できるだけ使えるような例文をたくさん挙げるようにすると、外国人も喜んでくれますよ。

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