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7月26日は「幽霊の日」です。
この日は、1825年(文政8年)7月26日に江戸・中村座で初演された歌舞伎『東海道四谷怪談』を起源とし、日本の怪談・幽霊文化を象徴する記念日として定着しています。
この記事では、「幽霊の日」の由来・歴史、日本的幽霊像の成り立ち、そして現代における楽しみ方までを詳しく紹介します。
目次
幽霊の日の由来とは?
7月26日の「幽霊の日」は、1825年7月26日、江戸の中村座で鶴屋南北作の怪談歌舞伎『東海道四谷怪談』が初演された日です。
この作品は、お岩(おいわ)という女性が幽霊となって怨念を果たす物語。
背筋が凍るような恐怖演出とリアルな心理描写が当時大きな話題となり、その歴史的意義から7月26日は「幽霊の日」として親しまれるようになりました。
日本の幽霊像ができるまで
日本独特とされる「足のない幽霊」のイメージは、歌舞伎演出家・尾上松緑による舞台演出や、幽霊画家・丸山応挙の作品によって定着しました。
舞台や絵画を通じて広まったこのビジュアルは、今でも多くの怪談に影響を与えています。
2025年「幽霊の日」のイベント
怪談イベント「幽霊ノ日、今昔ノ怪ヲ知ル事」
公演日時:2024年7月26日(金)
開場19:00 開演19:30
会場:四谷・勝興寺(東京都新宿区須賀町8-7)
前売券:4,000円 当日券:5,000円
*前売り券は販売終了となりました。
『東海道四谷怪談』初演200年記念公開講座
甦る!! 四谷怪談へのまなざし — 幽霊の芸能史とは何か?
日時:2025年7月26日(土)14:00〜16:00(開場13:30)
場所:京都市立芸術大学 C棟1階 講義室1(京都市下京区)
内容:歌舞伎『東海道四谷怪談』の初演から200年を記念し、日本怪談の歴史や文化的意味を専門家が解説
登壇者:荒俣宏(京都国際マンガミュージアム館長)、堤邦彦(京都精華大学名誉教授)、司会・鈴木堅弘氏
まとめ
日本の夏といえば、「幽霊」もつきものですよね?(笑)
7月26日の幽霊の日は、江戸時代の名作怪談歌舞伎が生んだ日本怪談文化の象徴的な日です。
今年の幽霊の日には、古典怪談を読み返したり、幽霊画を鑑賞したりして、日本の“怖さ”の文化に触れてみてはいかがでしょうか?
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