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昭和のギャグの1つである「許してちょんまげ」という言葉をご存じでしょうか。
若者世代にはその意味が通じなくなっているとも囁かれている言葉です。
今回は「許してちょんまげ」意味や使い方、由来といった基本的な事から詳しくご説明していきます。
「許してちょんまげ」の意味
「許してちょんまげ」とは、「許して!」と相手に許しを請う意味の言葉です。
「許してちょうだい」という言葉の「ちょ」の部分を「ちょんまげ」へと変える事で、軽いニュアンスを持つギャグ要素多めの謝罪になります。
山形県には「許してちょんまげ」という名前の高級食パン専門店がありますが、この店名が持つのは「美味しすぎてごめんなさい」という意味なんですよ。
謝られるほど美味しいとなれば一度食べてみたくなってしまいますよね。
「許してちょんまげ」の使い方
「許してちょんまげ」はちょっとしたミスを謝罪する時などに使われている言葉です。
人によっては緊迫した空気を和ませるため、わざと陽気に使うこともあるんだそうです。
昭和時代に大流行した言葉であり、その意味を知っている世代なら笑って許してくれるかもしれませんが、令和の若者世代に使う時は要注意です。
謝罪しているのにどうしてふざけているの?と反感を買ってしまう可能性があり、イラっとさせてしまうかもしれません。
本来なら軽く許されるはずのミスが「許してちょんまげ」を使う事で悪化し、大きなトラブルへと発展してしまうかもしれませんので使用する際はその意味が分かる世代との間で使うようにしましょう。
「許してちょんまげ」の由来
「許してちょうだい」の「ちょ」の部分を「ちょんまげ」に変えた「許してちょんまげ」ですが、この言葉を広く世の中に浸透させたのはお笑い芸人の小松政夫さんだと言われています。
「みごろ たべごろ わらいごろ」という番組内で、小松さんが自分の持ちギャグとして多用した事で、視聴者を中心に浸透し、その後幅広い世代で使われるようになったそうです。
まとめ
昭和時代には「相手のイライラを笑いで鎮めるため」という意図を持って使われ、実際に場が和むなどの効果も見られたのがこの「許してちょんまげ」という言葉です。
時代は進み令和となった今、安易に使ってしまうとその場の空気をさらに悪くしてしまう可能性が高いことからあまり使用する人は居ないのが事実です。
自分がミスをしたという事を念頭に置き、「許してちょんまげ」のノリが伝わる間柄でのみ使用するようにするのが無難です。