「全然大丈夫」は敬語として間違い?言い換え方は?

テレビや書籍などで若者の間違った日本語がよく話題になりますよね。

主に話題になるのは「なんか~」や「私的には~」「やばい」などです。

同じように指摘を受ける言葉で、「全然大丈夫」があります。

会社で、上司などに「全然大丈夫です!」などと答えてしまった経験もあるのではないでしょうか?

でも、この「全然大丈夫」のどこが問題か、分かりますか?

そして正しい敬語に言い換えるなら、何と言えば良いのでしょうか?

ちょっと気になりますよね。

という事で、「全然大丈夫」は敬語として間違いか、正しい言い換え方について、説明致します!

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「全然大丈夫」は敬語として間違い?

結論から言うと、「全然大丈夫」は間違った敬語である以前に、間違った日本語なんです。

何故なら、「全然」は「少しも」「さっぱり」「全く」などと同じように、後ろに否定の言葉が来るべきとされているからです。

これらは「打消しを表す副詞」と言われ、否定的な言葉を強める為の言葉です。

ですから、本来は「全然」+「否定」の形なので、「全然大丈夫ではない」が正しくなります。

【例文】

  1. 全然勝てなかった。
  2. 全然進まなかった。
  3. 全然ダメだった。
  4. 全然相手にされなかった。
  5. 全然美味しくなかった。

【類語】

  • 少しも
  • ちっとも
  • 全く
  • 決して
  • さっぱり
  • 到底
  • てんで
  • いっこうに

「全然大丈夫」の正しい言い換え方は?

会社などで、上司に仕事の状況などを聞かれた時、つい「全然大丈夫です!」と言ってしまって注意された方もいるかもしれません。

最悪の場合、正しい日本語を使えないと常識が無いと思われて、評価を下げる事に繋がりかねません。

気を付けたいですね。

それでは、「全然大丈夫」を正しい敬語に言い換えるなら何と言えば良いのでしょうか?

言い換えるなら、「全く問題ございません。」「何も問題ありません。」が良いでしょう。

もしくは、「これで良いか?」と尋ねられた場合は、「こちらで構いません」「全く差し支えございません。」と言い換えてみましょう。

だいぶ印象も違って聞こえますよね。

また、単に「大丈夫です!」と目上の人に対して言うのも失礼に当たるので注意しましょう。

なかなか、口からスラスラ出ないと感じる人は何度か練習してみると馴染んでくると思いますよ!

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「全然大丈夫」は問題ないという意見も

「全然大丈夫」は間違った日本語であるとお伝えしてきましたが、研究者の中には「全然」+「否定」というルール自体間違っていると主張される方もいるようです。

実際私たちの生活の中で、ごく普通に「全然」+「肯定」が使われているのも事実ですよね。

例えば、

A「今日の髪形変じゃない?」

B「えー?全然変じゃないよ!」

というようにです。

日本語は時代とともに少しづつ変化している事も否定できないですよね。

でも変化していくからこそ、日本語の軸となる「全然」+「否定」などの基本的なルールは知っておくべきです。

基本的なルールを知ってこそ、応用が可能ですよね。

ですがビジネスシーンなどでは「全然」+「否定」のルールを忘れないで使うようにした方が無難です。

臨機応変に対応していきましょう!

時代とともに使い方が変化してきた言葉として、「とても」が挙げられます。

実は、「とても」も「全然」と同じように「とても」+「否定」の打消しの副詞として長い間使われてきた言葉だったのです。

しかし、時代の変化とともに、今では「とても」の後ろに肯定の言葉がついても否定の言葉がついても全く問題視されなくなりました。

「とても楽しい」「とても元気」などと、普通に使われるのが当たり前になっていますよね。

まとめ

いかがでしたか?

「全然大丈夫」は「全く問題ございません」と言い換えてみましょう。

でも、時代とともに日本語も変化していっているので、「全然大丈夫」が受け入れられる日も来るかもしれないですね!

ただ、今の時点では、聞いている人に違和感を与えないように特にビジネスシーンでは、「全然」には「否定」と覚えておきましょう。

宜しければ参考にしてみてください。

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