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「人面犬」を覚えている方はいますでしょうか。
人面犬はかつて日本全国で一大ブームとなり、探す人も多くいましたよね。
今回はそもそも「人面犬」って何?という基本的な事からご説明していきます。
由来や発祥の地についてもご紹介いたします。
「人面犬」とは
「人面犬」は体は犬ですが、その顔ははっきりと人間の顔をしており、犬の鳴き声ではなく人間の言葉を話して理解もする生き物だと言われています。
人面犬は1989年から翌1990年にかけて日本全国で一大ブームとなった都市伝説です。
ゴミ捨て場で目撃された事例が多く、また高速道路で人面犬に追い抜かれた車はその後事故を起こしてしまうという話も囁かれています。
その顔は中年の男性のようだったとする目撃談が多い都市伝説なんですよ。
「人面犬」は実在した?
2013年アメリカの「ペットファインダー」という里親募集サイトに掲載されていた「トニック君」という名前の犬の顔が人間にそっくりだと話題になったことがありました。
アメリカ国内のオンラインメディアにおいても「This Dog Has A Man Face」と書かれており、リアル人面犬だと言われていたんですよ。
このトニック君はシーズーとプードルを掛け合わせたMIX犬ですが、もしかしたら掛け合わせる犬種によっては人間の顔に近くなってしまうのかもしれません。
「人面犬」の由来は?
人の顔をした犬というのはなんと江戸時代からその存在が伝承として残されています。
江戸・田戸町というところでまさに人間の顔をした子犬が産まれ、興行師が引き取り見世物にしたところ大人気となったんだとか。
また当時梅毒が流行していたこともあり「牝犬と交尾をすると梅毒が直る」という迷信が人々の間に広まりました。
この話から牝犬と人間の間に出来たのが人面犬だとされていたんですよ。
平成に入り一大ブームが巻き起こりましたが、そのきっかけは若い世代に大人気だった「ポップティーン」という雑誌に人面犬の記事が掲載されたことだとされています。
ポップティーンのライターだった石丸元章さんが、ポップティーンだけではなくラジオやテレビでも人面犬についての話をしたため、瞬く間に広まっていったと考えられています。
「人面犬」発祥の地は?
古くは江戸時代、江戸の田戸町で生まれた子犬が人の顔をしていたという伝承がのこっているので、人面犬発祥の地と言われれば「江戸」となるのではないでしょうか。
現代に入り雑誌やテレビ、ラジオなどで急速に普及したことにより、平成時代の人面犬についてはその発祥の地というのは定かではありません。
全国各地でその目撃談があることも発祥地がわからなくなってしまっている原因なのかもしれませんね。
まとめ
懐かしの都市伝説という位置づけもされている人面犬なので、「懐かしい」と感じた方も多いのではないでしょうか。
ゲームなどでの人気も一定数あるため、今後もその姿を見かけることはあるのではないでしょうか。