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「ジャッカロープ」という未確認生物をご存じでしょうか。
アメリカを中心に話題となっている未確認生物ですが、日本ではあまり知名度が少なくその詳細を知らないという人も多いかと思われます。
今回は「ジャッカロープ」について基本的な事はもちろん、元ネタは神話?実在するの?という疑問についても詳しくお答えしていきます。
「ジャッカロープ」とは
「ジャッカロープ」とは、別名「ツノウサギ」とも呼ばれるアメリカの未確認動物です。
野ウサギという意味の「「ジャックラビット」という単語と、レイヨウという意味の「アンテロープ」という単語を合わせて作られたのがその名前の由来なんですよ。
その名の通り、全体的な見た目は「ウサギ」なのですが、頭部に立派な「鹿の角」が生えているというキメラのような姿をしています。
ワイオミング州などに生息していると言われていますが、生きている姿の目撃情報は無く、アメリカの先住民であるネイティブ・アメリカンに伝わる伝承の中にも一切登場しないため、その存在が疑問視されているのが現状です。
「ジャッカロープ」の元ネタは神話だった?
ジャッカロープをこの世に誕生させたのは前述したとおりハンターのヘリック兄弟であり、神話が元ネタだという文献は未だ発見されておりません。
ただアステカの暦において、鹿とウサギは対になる存在として扱われており、そういった観点から「神話ではない」と完全に否定してしまうのは早すぎるかもしれませんね。
「ジャッカロープ」は実在する?
2005年、アメリカで「ジャッカロープなのではないか」と思われる生き物の死体が発見されています。
その姿はまさに「角のあるウサギ」でしたが、獣医の調査により「ウサギ乳頭腫ウイルス」に感染したことにより、角のように見えるイボが頭部に出来た「ウサギ」であると結論が出ています。
剥製も存在しますがこれは1930年代にハンターをしていたヘリック兄弟によって作られた物だという事が判明しています。
作られた当初はワイオミング州ダグラスにあるホテル「ラ・ボンテ・ホテル」に展示されており、このことからダグラスはジャッカロープの故郷として人気となっています。
まとめ
その見た目から、可愛い姿をしたUMAとしてアメリカでは人気のUMAなんですよ。
ダグラス地方では毎年6月にジャッカロープ関連のイベントも開催されているんだとか。
もしも出会ってしまったとしても怖くなく、キュートな見た目に癒されてしまうかもしれません。