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昭和時代に使われていた「冗談はよしこちゃん」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
初めて聞いた人は「よしこちゃんって誰?」となってしまいますよね。
今回は「冗談はよしこちゃん」について意味や使い方、元ネタなどの基本的な事から使っていた世代についてもご説明していきます。
「冗談はよしこちゃん」の意味
「冗談はよしこちゃん」とは、昭和時代に使われていたギャグの1つで、「冗談はやめてくれ」という意味の言葉です。
とてもじゃないけど信じられないような事を言われたり、面白いジョークを言われた時にジョークで返す時に使われていました。
「冗談はよせ」という意味ではありますが、決して本当に怒っているのではなく、気持ちを落ち着ける時間を設けるために使われる言葉なんですよ。
「冗談はよしこちゃん」の使い方
「冗談はよしこちゃん」が流行していた当初は、笑える冗談を聞いたときなどの返答として使われていましたが、現在では「親父ギャグ」の一つとして認識されています。
ニュアンスとしては「(笑)」が語尾に付くようなとても軽いニュアンスで、怒ったり本気で詰問しているわけではありません。
「冗談はよしこちゃん」の例文
- その顔で告白してくるとか、まじ冗談はよしこちゃんなんだけど。
- 今時寒中水泳って…冗談はよしこちゃんだわ。
- 昨日沖縄来たような感覚なのに、もう1週間滞在したってまじ?冗談はよしこちゃんだよ。
「冗談はよしこちゃん」の元ネタは?
「冗談はよしこちゃん」は、「冗談はよして」という言葉が変化したもので、特に元ネタがあるわけではないと言われています。
また「よしこちゃん」についてはモデルとなる特定の人物がいるわけではなく、特に深い意味があるわけでもないようです。
昭和61年には「ジョーダンはよしこちゃん」という鈴木由美子さん作の漫画も発表されていますが、このギャグが先に出来たのか、漫画が先に出来たのかははっきりと判明していません。
「冗談はよしこちゃん」の世代は?
1980年代に流行したギャグなので、2023年から見ると40年以上も前の言葉となるんですね。
60代後半から上の世代の人はまさにこの言葉を現役で使っていたと言えますね。
「冗談はよしこちゃん」の類語
「冗談はよしこちゃん」という言葉だけではなく、実はいくつかバリエーションが存在します。
「冗談はよしこさん」「冗談はよしだくん」「冗談は「よしおくん」などです。
共通点は「よし」から始まる名前であることが分かるかと思います。
「よしこちゃん」でなければいけないわけではなく、伝わりやすく言いやすい言葉でそれぞれが言葉遊びを楽しんでいた背景が見えるようですね。
まとめ
現在では死語となりつつある言葉ですがX(Twitter)などのSNSでは少ないながらも使用している人が見受けられます。
ですがその意味を知らない若い世代の方が多くなっているため、安易に使ってしまうと「どういう意味?」と聞き返されてしまうかもしれません。