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「彼とは旧知の仲だ」
「AさんとBさんは旧知の間柄だ」
このように使う「旧知の仲・間柄」という言葉があります。
若い人はあまり使わないかもしれませんが、年配の人やビジネスシーンなどのかたい言葉を使う場面でしばしば用いられています。
「旧知の仲・間柄」とは、どのような間柄のことなのでしょうか。
今回は、「旧知の仲・間柄」の意味とは?「旧知」の使い方や言い換え表現|例文つきについてご説明いたします!
「旧知の仲・間柄」の意味
「旧知の仲・間柄」は「昔からお互いに知り合いである。以前から親しくしている間柄である」という意味です。
何年前から知り合いであれば「旧知の仲・間柄」と言える、といった決まりはありません。
ですが、昨日とか先週などの最近に知り合った人ではなく、
「子供時代から」とか「若い頃から」「何十年も前から」などのように、一般的に「古くからの知り合い」と言えるような間柄のことを言います。
多くは昔から知っていて親しい、仲が良いといった意味で使う言葉ですが、「昔からの知り合い」という意味で、特に親しくなくても(例えば仲が悪かったとしても)昔から付き合いがあれば「旧知の仲・間柄」と言うことができます。
「仲」は「人と人との間」、「間柄」は「人と人との関係」という意味ですから、「旧知の仲」でも「旧知の間柄」でも意味は同じですね。
以下で詳しく意味や使い方を確認していきましょう。
「旧知」の意味
「旧知」は「古くからの知り合い。昔馴染み」という意味です。
「きゅうち」と読みます。
「旧」は「古い。以前の」「過去」「古びる」「古いなじみ」など、「古い」ことを表していろいろな意味を持っています。
「知」は「知る、わかる」「知恵」「知らせる」「知り合い」といった意味を持っています。
「旧知」で、「古い知り合い」という意味になります。
古くからの友人や、昔から仲良しだった人といういい意味で使うことも多いですが、「昔から知っている人」であれば「旧知」と言えますので、特に仲が良かったわけではない場合も多いです。
「旧知」は、古くからの知り合い、以前からよく知っている人という意味の言葉です。
「旧知」の使い方
「旧知」は古くからの知り合いのことを表します。
「旧知の仲」「旧知の間柄」「旧知のよしみ」などといった使い方が主です。
子供時代や学生時代などの古くからの友人についてもよく使います。
また、ビジネスの場面でも古くから付き合いがある、古くからの知り合いだなどと「旧知」を用いることもよくあります。
生活のいろいろな場面で、またビジネスシーンや文章中でなど、さまざまな場面で使える言葉です。
【例文】
- 私と彼は故郷の町にいた頃からの旧知の仲だ。
- 取引先の社長は学生時代からの旧知の仲だ。
- ○○先生とは旧知の間柄なので、今回の受賞は自分のことのように嬉しい。
- 彼女とは旧知の仲で、彼女のご家族のこともよく知っている。
- AさんとBさんはとても仲が良さそうなので旧知の間柄かと思っていたが、先週知り合ったばかりだと聞いて驚いた。
- 旧知のよしみで彼の後援会に入会した。
「旧知の仲・間柄」の言い換え表現
- 旧友(昔の友達、。古くからの友達)
- 友人(ともだち)
- 知己(自分のことをよく理解してくれている人。知り合い)
- 幼馴染(幼少期の顔なじみ。子供の頃から仲がいい人)
- 昔馴染み(古くからの友人。ずっと以前に親しかった人)
- 昵懇の仲(親しく打ち解けた間柄)
- 竹馬の友(幼い時からの親しい友達)
- 水魚の交わり(水と魚のような関係。非常に親密な間柄の例え)
- 腐れ縁(離れようとしても離れられない好ましくない関係)
「旧知」の対義語
「旧知」の対義語には次のようなものがあります。
- 新知(新しい知り合い)
- 初見(初めて見ること。初めて会うこと)
- 初対面(その人と初めて顔をあわせること)
「旧知の仲」の反対の意味なら
- 宿敵(ずっと前からの敵)
- 怨敵(深い恨みのある敵)
といった、昔から敵対しているというような意味の言葉も考えられます。
- 見知らぬ人
- 面識がない人
など、会ったことがない人という言葉も反対と言えるでしょう。
まとめ
「旧知の仲・間柄」についておわかりいただけたでしょうか。
古くからの知り合い、昔から知っている間柄ということで、難しい意味ではないですよね。
幼馴染や以前からの知り合い、仕事の付き合いがあった人など、いろいろな人間関係について使う言葉ですので、ビジネスシーンでも日常生活でも「旧知」は使う機会がある言葉です。
ぜひ理解して使ってみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました!