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日本ならではの「俳句」という文化。
そんな俳句に「俳句の日」という記念日がある事をご存じの方は意外と少ないかもしれません。
また俳句に関する記念日はいくつか制定されており、どれがどの記念日なのかわからなくなってしまいますよね。
今回はそんな俳句の日について詳しくご説明いたします。
俳句の日はいつ?
8月19日が俳句の日として制定されています。
8月19日が語呂合わせで「はいく」と読むことが出来る事からこの日付となりました。
俳句の日の由来と意味
正岡子規を研究してきたことで有名な坪内稔典氏が提唱し、1991年に正式に記念日として制定されました。
8(は)1(い)9(く)の語呂合わせで制定されています。
8月19日は全国の子供たちが夏休みを楽しんでいる真っ最中。
そんな子供たちに俳句に親しみ、俳句を詠む楽しさを発見してもらいたいという目的で制定されました。
「いい句の日」・「良い句の日」の意味や由来
この2つの記念日は正式に制定されたものではなく、語呂合わせにより11(いい)9(く)の日。
4(よ)1(い)9(く)と読まれた独自の記念日です。
お茶のパッケージに俳句を掲載する「おーいお茶」の新俳句大賞はこの11月9日のいい句の日前後に作品の募集が開始されています。
「俳句の日」のイベント
俳句甲子園
1998年の8月19日より毎年開催されているのがこの俳句甲子園です。
全国各地の高校生たちが自慢の俳句を詠み、その鑑賞力を競うという大会。
正岡子規ゆかりの地としても知られる愛媛県松山市で開催されており、俳句甲子園を見たあとはゆかりの地を辿る観光を楽しみ、1日中俳句に浸る時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「俳句の日」の豆知識
俳句は難しい?
小学校の夏休みの宿題で「俳句を1つ作ってきましょう」などの宿題を出されたという人も多いのではないでしょうか。
またお茶のペットボトルに掲載されている俳句を詠むのが好きという方も多いと思います。
俳句はその印象から難しいものと思われがちですが、実は「季語を入れる」「17音で作る」という2つのルールのみで、誰もが簡単に詠むことが出来ます。
また現在ではその俳句に込められた気持ちをより大切にする「自由律俳句」や海外版である「HAIKU」などにより、より一層敷居が低くチャレンジしやすいものとなっているんですよ。
漢数字だけで構成された俳句がある。
三九八七十 三四八三三七三 十十三
これは宝のありかを示す暗号でも、閉ざされた扉を開くパスワードでもありません。
「咲く花と見しはさざ波遠江」と詠むれっきとした俳句なんです。
季語を使い17音で構成する、というルールしか存在しないからこそできる遊び心満載の作品ですよね。