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受動喫煙の防止など禁煙に対する意識も高まっている昨今ですが、世界禁煙デーという記念日をご存じでしょうか?
世界禁煙デーはいつから始まったのか、その由来はどんなものなのかなど基本的な事から、今回は世界禁煙デーについてご説明いたします。
目次
世界禁煙デーはいつ?
毎年5月31日が世界禁煙デーとして制定されています。
2025年の5月31日は土曜日です。
世界禁煙デーの由来
昭和45年、たばこ対策をテーマとした世界保健総会決議が行われ、平成元年に「世界禁煙デー」が制定されました。
また世界禁煙デーである5月31日から6月6日までの一週間は「禁煙週間」として様々な取り組みが行われています。
世界禁煙デーの意味
喫煙による健康被害を知り、喫煙しない事が一般的となる社会を目指すという意味が込められています。
毎年テーマが決められており、2023年のテーマは「Grow food, not tobacco(たばこではなく、食べ物が必要) 」でした。
これはたばこ栽培への補助金等を廃止し、その分のお金を食糧安全保障や栄養改善、持続可能な作物栽培などに転換していこうという意味があります。
世界禁煙デーのイベント
2024年の世界禁煙デーでは 「たばこの健康影響を知ろう!~たばことCOPDの関係性~」という禁煙週間が実施されました。
禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発を積極的に行う週間となりました。
タバコの雑学
空気清浄機は有害物質には効かない
室内で喫煙した時、空気清浄機を作動させれば大丈夫、だと思っている人もいるかと思います。
ですが、多くの空気清浄機はキャッチ・除去できるのはタバコの「煙」や「匂い」だけ。
喫煙により発生する一酸化炭素などの有害物質を除去することはできませんので注意が必要です。
タバコを広めたのはコロンブス
1492年、バハマ諸島に上陸したコロンブスがお土産として受け取ったのがタバコでした。
これがスペインに伝わり、あっという間にヨーロッパの貴族達に広まっていたんですよ。
日本には1543年、鉄砲の伝来とともにタバコも伝来したと言われています。
紙巻きタバコが登場したのは明治期に入ってから。
煙草専売法という法律が設けられ、昭和60年の3月まで専売となっていました。
国の管理下に置かれ、この時代から政府の税収入源となっていたことがわかりますね。