※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
「皇寿」という言葉の意味をご存知ですか?
あまり聞いたことはないかもしれませんが、皇寿は長寿祝いの一つです。
今回は、皇寿が何歳のお祝いなのか、意味や由来、テーマの色は何色かを解説させていただきます。
関連 「百寿」の意味や読み方とは?何歳のお祝い?「紀寿」との違いは?
皇寿は何歳のお祝い?
皇寿とは、111歳の長寿のお祝いです。
111歳と聞くと、「そんな長寿な方は現実にいらっしゃるのか?」と疑問に思いますよね。
ところが、ちゃんといらっしゃいます。
我が国日本代表では、大阪府柏原市に住む巽フサさんです。
2023年4月25日で、なんと116歳になったとのこと。
ニュースでも時々取り上げられていたりして、日本の長寿と言えば・・・で話題となる人物です。
ちなみに、110歳を超える人のことを「スーパーセンテナリアン」と言います。
もちろん巽フサさんは、日本のスーパーセンテナリアンとなっています。
人生100年時代と言われており、医療が進んでいる現代です。
ましてや長寿大国日本では、今後も111歳を超える人物が続出しても何もおかしくないのかもしれません。
でも「自分が111歳まで生きられるか?」と考えると「う〜ん」となってしまいますね。
やっぱり100歳以上を生きるということは、一世紀以上を生きていることなのでとてもすごいことなのです。
皇寿の意味と由来は?
皇寿は111歳の長寿祝いという意味がありますが、その由来は「皇」という字からきています。
「皇」という字の上の部分は、「白」ですよね。
99歳の長寿祝いは「白寿」と言いますから、皇の「白」は「白寿」、つまり99を意味しています。
ちなみに白寿の「白」は、「百」という字から上の「一」を引いて「白=99」となったといういわれがあります。
そして皇の字の下の「王」という部分なのですが、これは「一」「十」「一」と分解できるとされています。
「十」という字の上下に「一」がついて、「王」という字になっていると考えてください。
以上のことから、皇寿はこれらの数を全て足し
99+1+10+1=111
となり、それが皇寿が111歳の長寿祝いの由来とされているのです。
ちなみに、皇寿は別称で「川寿 せんじゅ」とも呼ばれます。
これは、「川」という字が「111」に見えることが由来だとされています。
皇寿も川寿も、どちらも漢字にちなんだ面白い由来があるというお話です。
昔の人は洒落が大好きで、語呂合わせや文字をかけて遊ぶことが多かったと言われています。
皇寿のテーマ色は何色?
実は100歳以上の長寿祝いになると、テーマ色は決まってはいません。
なので、111歳の長寿祝いである皇寿にもテーマ色はないのです。
でも、ちゃんちゃんこを着たり、贈り物を選ぶ時にテーマカラーがあった方が良いとお考えの方もいらっしゃることかと思います。
そのような場合は、ご自分でテーマの色を決めてしまってもかまいません。
縁起が良い「赤」や、高貴な意味を持つ「紫」は人気がありますし、ご本人様の好きな色をテーマにする方もいらっしゃいます。
もちろんテーマの色はなくても、お祝いをするにあたっては全く差し支えはありません。
なので、皇寿のお祝いをする際にテーマ色にこだわる必要はありません。
あくまでもテーマの色を決めたい方は、ご本人様とご家族様でご相談して決めるようにしていただければと思います。
皇寿は大変なご長寿ですから、ご本人様のご負担にならないようなお祝いするよう気をつけてくださいね。
まとめ
皇寿とは、111歳のお祝いのことです。
由来は皇寿の「皇」という字が「白=99」と「一」「十」「一」という風に分解でき、それらの数を全て足すと「111」となることが由来とされています。
また皇寿は別称「川寿 せんじゅ」とも言われており、その由来は「川」が「111」と似ているからだとも言われています。
皇寿のように100歳以上の長寿祝いとなりますと、特にテーマ色は決まってはおりませんし、テーマ色は特に設定しなくても問題はありません。
しかし、ちゃんちゃんこや贈り物を用意する際、もしもテーマ色が必要な場合は自由に決めていただけると良いかと思います。
あなたの周りで、もし皇寿祝いをお迎えになる方がいらっしゃるのであれば、それはニュースになりそうなすごいことです。
長生きに感謝し、心からお祝いの言葉を贈りたいものですね。