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掲示板などの書き込みで「orz」を見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
今回はこの「orz」について意味や読み方といった基本的な事からご紹介していきます。
また、「orz」はいつ流行ったのか。その元ネタは?といった詳細な部分まで掘り進めていきますよ。
「orz」の意味
「orz」とは「落ち込んでいる姿」を表現したネットスラングです。
アスキーアートの一つとしても知られており、「o」が頭を、「r」が腕・体を、「z」がひざまずいた状態の腰から下を表しています。
人間ががっくりと膝をつき手を地面について頭を垂れている様子なんですね。
単に「orz」という単語として見ると英語にしか見えませんが、一度人の姿に見えてしまうともうそれにしか見えなくなってしまうのが不思議ですよね。
orzの読み方
明確な読み方は定められておらず、「オーズ」「オーアールゼット」など自由に呼ばれています。
中には立位体前屈をもじって「失意体前屈」というユニークな呼び名もあるんですよ。
orzはいつ流行った?
2002年頃に誕生し、そこから掲示板などを中心に広く使われるようになりました。
ただ2005年にその使用のピークは頂点を迎え、現在ではほぼ使われることのない死語となっています。
2002年と言えば歌手の浜崎あゆみさんが年間アルバムチャート1位を3年連続で獲得したり、ミュージカル映画のシカゴが大ヒットした年でもあります。
ゲーム機はゲームボーイアドバンスやプレイステーション2が全盛の時代だったんですよ。
orzの元ネタは?
orzの元ネタと言われているのが、2002年にとあるコミュニティサイトで書かれた「ケーブルカバー」の説明です。
その説明に書かれていた_| ̄|○という記号の並びが「ひざまずく人に見える」と話題になり、落ち込んだ時の表現として使われるようになりました。
ですが_| ̄|○と一つ一つ記号を打つのは、迅速な入力を求められるネット掲示板などでは少し厄介だ、となり有志によって改良に改良が重ねられ現在の「orz」の形に落ち着いたという説があるんですよ。
まとめ
ネット掲示板のヘビーユーザーだった人にとっては馴染みあるネットスラングだけにorzがもう使われていない、死語だという事実に「orz」となっている人も多いのではないでしょうか。
ネットスラングから一般的に使用される言葉にランクアップする言葉がある一方、こうして時代の流れの中で廃れてしまう言葉があるのも仕方のない事なのではないでしょうか。