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X(Twitter)などのSNSで見かける「素人質問で恐縮ですが」という言葉をご存じでしょうか。
「素人質問で恐縮ですが」は一見すると普通の言葉に見えますが、なぜ使われているのでしょうか。
今回は「素人質問で恐縮ですが」について意味や元ネタといった基本的な事から、使い方やその他のパワーワードまで詳しくご紹介いたします。
目次
「素人質問で恐縮ですが」の意味
「素人質問で恐縮ですが」とは「素人がするような質問をして大変恐れ入ります」という意味の言葉です。
質問をするときなどに使われる言葉ですね。
「素人質問で恐縮ですが」の使い方
SNSなどで「素人質問で恐縮ですが」と前置きをして得意分野について語る、などの使い方をされています。
また嘘ばかりの理論を展開しているポストに対し、その分野の専門家が反論する際にも使われているんですよ。
基本的に皮肉の意味合いが強い言葉なので、冗談のつもりでも相手を不快にしてしまう可能性があります。
使用する場合はその意味を理解している仲間内での使用がおすすめです。
「素人質問で恐縮ですが」の元ネタ
「素人質問で恐縮ですが」は元々学会などの研究発表の場で使われていた言葉です。
質疑応答と呼ばれる「発表者に質問を行える時間」に、枕詞として使われていた言葉なんですよ。
自分の事を「素人」と呼ぶことで一見謙遜しているように聞こえますが、実はそれは大間違いなんです。
有識者じゃないと絶対にできないような専門的な質問や指摘をする際に多く使われるので皮肉めいたニュアンスを多く含んでいる言葉なんですよ。
「恐ろしい質問・指摘が来る前触れの言葉」として発表者から大変恐れられている言葉となっています。
「素人質問で恐縮ですが」以外のパワーワード
「その理論を作ったのは私なのですが」
自身の研究や投稿の元とした理論の制作者からの質疑となればその深さと難しさは簡単にイメージできますね。
フリーズどころか逃げ出してしまいたくなりそうな上位互換のパワーワードとして知られているんですよ。
「引用されている参考文献の著者ですが」
研究はもちろん、SNSなどの投稿などでこの言葉が投げかけられたら背筋が凍ってしまいますね。
参考として引用した物の著者様からの質問となれば、専門的かつ深いものであることは容易に想像が可能です。
「初歩的な質問で申し訳ありません」
この前置きで発せられる質問は専門知識が無いと出ないような質問がほとんどです。
「素人質問で恐縮ですが」同様にプレゼンターを恐怖のどん底に突き落とす魔法の言葉として知られています。
まとめ
研究発表の場で使われている言葉でしたが、その皮肉めいた言い回しが面白い。とSNSでも使われるようになったんですね。
マウントを取っていると受け止められることも多々あるので、あまり多用するとトラブルに発展するかもしれません。