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妖怪「一反木綿」はその特徴的な姿から多くの人に知られている妖怪です。
アニメなどでもコミカルに描かれることが多いですが、実際に何をする妖怪なのか知らないという人は案外多いのではないでしょうか。
今回は一反木綿について、基本的な事から、何メートルある?実在するの?などの疑問についてもご説明していきます。
「一反木綿」とは
「一反木綿」とは鹿児島県に伝わる妖怪で、布地のような体を持ちひらひらと空を飛んできては人に巻き付くなどして窒息死させてしまうと言われています。
読み方は「いったんもめん」が主流ですが地域によっては「いったんもんめ」「いったんもんめん」とも読まれています。
その体の長さは10メートルを超えると言われている、大型の部類の妖怪なんですよ。。
2004年、2007年と、なんと近年にもその目撃情報があり本当に実在するのではというロマンを感じさせてくれる妖怪です。
「一反木綿」は何をする?
夕暮れ時にひらひらと空を舞い、歩いている人の首や顔に巻き付き窒息死させる他、丸く巻かれた状態の反物の形で飛んできて、人を巻き込み連れ去ってしまうともいわれています。
肝付町という地域では一反木綿が出ると言われている神社があり、その神社の前を通る子供たちの最後尾の子を襲うとも信じられていました。
「一反木綿」は何メートルあるのか
「一反木綿」はその名の通り、一反もの長さの体を持っています。
一反とは現在でいうと長さおよそ10.6メートル、幅およそ30センチメートルほどとなります。
布の反物や布団のシーツのようだと言われるようにその質感はまさに「布」なんです。
また近年撮影された一反木綿らしき妖怪はなんと30メートルもの長さがあったそうです。
「一反木綿」は実在するのか
妖怪研究家として有名な山口敏太郎氏の元には近年になっても、一反木綿を彷彿とさせる布状の飛行物体の目撃情報が寄せられているそうです。
2007年、伝承の地でもある鹿児島県において低空飛行する布のような飛行物体が目撃されたといいます。
また同じく2007年、福岡県では新幹線と並走する凄まじい速度で飛行する一反木綿も、新幹線の乗客によって目撃されているんですよ。
九州以外では東高円寺や荻窪といった東京地方でも目撃談があります。
有名な俳優の佐野史郎さんはドラマの撮影中に空を舞う一反木綿を目撃したそうですよ。
数多くの目撃談がありますが、その全てに一致しているのが「白い」そして「布状」の飛行物体だという事です。
その特徴は一反木綿のものと酷似しており、本当に実在するのかもしれない、とロマンと少しの恐怖を抱かせてくれますね。
まとめ
妖怪アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の中では鬼太郎の仲間として描かれている一反木綿ですが実は人を襲う怖い妖怪だったんですね。
夕暮れ時の目撃談が多いので、鮮やかな夕焼けの空をふと見上げてみてはいかがでしょうか。
もしかしたらひらひらと舞う一反木綿の姿を見つけることが出来るかもしれません。