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妖怪・都市伝説

「両面宿儺」は実在した?本来の姿や発祥場所は?

「両面宿儺」は実在した?本来の姿や発祥場所は?

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「両面宿儺」という人物をご存じでしょうか。

大人気アニメ呪術廻戦にも登場し、一気に知名度が上昇した人物ではありますが実は何をした人なのか知らないという人は多いかと思います。

今回は、両面宿儺について実在した?本来の姿は?発祥場所は?などの様々な疑問について詳しくご説明していきます。

「両面宿儺」とは

「両面宿儺」とは、古くは仁徳天皇の時代、飛騨に現れたとされている鬼人です。

読み方は「りょうめんすくな」です。

日本書紀にもその名が記されており大和朝廷の敵として難波根子武振熊に討たれた「凶賊」とされていますが、岐阜県に伝わっている伝承では毒龍を退治したり、寺院の開基である豪族とも言われているんですよ。

頭の前後にも顔を持ち、手足は合計で8本という少し恐ろしい姿で描かれることが多いです。

昨今では大人気アニメ呪術廻戦にも登場し、アニメ内でその名前を知ったという子供たちも多いんですよ。

「両面宿儺」は実在した?

実在したかどうか、正しいことは未だ判明しておりませんが、飛騨にある飛騨千光寺というお寺はなんと両面宿儺をお祀りしています。

>>飛騨千光寺公式サイト

数多くの寺院の建立に関わった英雄として言い伝えられており、県の指定有形文化財としても指定されている円光作の両面宿儺像は、どこか優しさも感じられる姿をしているんですよ。

かつての日本では王権に素直に従わないものは「土蜘蛛」と差別的な意味合いで呼ばれていたこともあり、そういった観点から「朝廷の敵」として見られていた豪族を指すのではないか、という説もあるんです。

「両面宿儺」の本来の姿は?

呪術廻戦で描かれたことにより、その本来の姿が噂されていますが「本来の姿」とされるものは未だ発見されておりません。

アニメの考察としては見る人によって様々な説が飛び交っていますので、呪術廻戦内の両面宿儺の本来の姿が気になるという方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

「両面宿儺」の発祥場所は?

岐阜県高山市が両面宿儺伝説の発祥場所と言われています。

この場所に建立されている千光寺というお寺を建立したのが、まさに両面宿儺だと言われています。

この伝説に基づき、高山市の特産品であるかぼちゃにも「宿儺かぼちゃ」という名前が付けられています。

まとめ

伝承によって賊扱いされていたり、英雄扱いされていたりと立場が変わる両面宿儺はアニメからその名と存在が広く知られるようになりました。

その名の通り、2つの面を持つ人物というのが面白いですよね。

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